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今号では、2011年10月から12月までの3ヵ月間を対象として、セキュリティインシデントや迷惑メールなどの観測情報をまとめ、IIJが取り扱ったインシデントと対応について紹介しています。前回の観測期間に続き、Anonymous等のHacktivismによる攻撃が複数発生しており、企業や政府関係組織を狙った標的型攻撃も相次いで発覚しています。また、重要なインフラに対する侵入、攻撃事件も明らかになりました。
今回は、昨年9月以降大きく話題となった標的型攻撃について解説すると共に、不正に発行された証明書の悪用について解説します。
今回は、2011年第40週から第52週までの迷惑メールの推移を報告します。前回から引き続き、迷惑メールの割合は低下していますが、日本発の迷惑メールの実数にはそれほど変化がありません。また、送信ドメイン認証が成功した「pass」の割合が42.1%となり、初めて「none」の割合を上回りました。
「ステートフル方式」と「ステートレス方式」。これらのアドレス共有技術にどのような特徴があるのか概観し、IIR Vol.13でご紹介したSEILシリーズによる4rd試験実装の経験をふまえてIPv4アドレス共有技術の現状をご紹介します。
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