インターネットって、何ができるの?
情報の受け渡しができるよ!
検索(けんさく)やLINE(ライン)、ゲームの対戦……インターネットを使うと本当にいろいろなことができるよね。これはインターネットが情報をやりとりする通り道だからなんだ。
例えば、離れたところにいる人とLINEで話せるのは、あなたが送ったメッセージがインターネットを通って相手のところに届き、相手も同じようにメッセージを送り返すから。調べたいことを検索するとすぐにわかるのは、あなたが送った検索したい言葉を元に、そのことについて書かれたインターネット上のページを見つけて情報が送り返されてくるから。
情報を受けわたすだけって聞くと何だか地味だけれど、そのシンプルな仕組みでいろいろできるなんて、やっぱりすごい!
保護者の方へ
「情報の通り道」であるインターネットを使うと、世界のどこかで誰かが上げた情報を手軽に閲覧することができます。もちろん、同様にブログや動画などを上げて、情報を発信する側となることも可能です。
インターネットでできるさまざまなことは、全て「情報を受け渡しする」というシンプルな仕組みの元に成り立っています。
例えばLINE(ライン)を使った会話は一見すると自分のスマホから相手のスマホに直接メッセージが送られるように見えますが、実はそうではなく、インターネットを経由してやりとりしています。
子どもたちが大好きなゲームのオンライン対戦も、スマホやゲーム機などで入力されたボタンの情報が、インターネットを経由して別のコンピュータに届き、相互にデータを交換しながらゲームを進めています。
クリックしただけでリンクが開いてWebサイト(インターネット上のページ)が表示されるのも、動画の再生が始まるのも、こちらのリクエストがインターネットを使って届けられ、それに応じた情報を自分のスマホやパソコンで受け取っているからです。
検索についても同じです。こちらが検索したい言葉を入力すると、これがインターネットを通じてGoogle(グーグル)やYahoo!(ヤフー)などに届き、関係のありそうなWebサイトへのリンクを集めて、こちらに送り返してきます。
ですが、インターネットは誰にでも解放された通り道(公道)です。子どもの目当ての情報のすぐそばには、悪い情報(暴力・性描写・犯罪への勧誘など)も存在します。ですから、子どものスマホにはフィルタリング(成人向けサイトなどを除外する機能)を導入すると、より安心して使うことができますね 。