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IIJ.news Vol.179 December 2023
IIJ.news 編集部
去る10月、IIJグループの中国・ASEANにある海外拠点の従業員を日本に招いて、エンゲージメントの向上を図る企画「Go Japan」を開催しました。招かれたのは、上海、ホーチミン、ジャカルタ、バンコク、シンガポールの海外拠点から各1名。従業員は5日にわたり日本に滞在し、本社の経営陣やグローバル事業に関わる社員と交流しました。また、IIJの設備見学、居合道や茶道といった文化体験など、日本に来なければできない体験も楽しみました。
日本滞在1日目は、IIJおよびIIJグローバルの経営陣とそれぞれ約30分の懇話会を行ないました。両社の経営陣は、英語であれば基本的に通訳不要です。英語9割/日本語1割といった感じで会話は円滑に進みました。各々が海外拠点で携わっている業務や現地の話を経営陣に紹介する一方、経営陣は自社の文化や理念、これから会社として目指すところなどをざっくばらんに話しました。
こうした様子を見ていると、事実の認識から一歩進んで、「人間同士の相互理解」を深めるには、通訳や翻訳機などを介さない“Face To Face”のコミュニケーションが強い! と感じました。夜にはグローバル事業に関わる社員が本社会議室に集まり、歓迎会を催しました。現場の社員同士の交流は、今後のグローバル案件をスムーズに進めるうえでも良い契機になるでしょう。
2日目の午後から3日目・4日目にかけては、東京観光や松江データセンターパークの見学に出かけました。コロナ禍が一段落した今、日本の良いところを海外の人に見てもらえるのは、感慨深いものがあります。
最終日の目玉企画は「グローバル・ビジョン・ワークショップ」でした。海外拠点の従業員にIIJグループで働く一員としての意識を強めてもらえるよう、行動指針などを題材としたディスカッションを行ないました。従業員は少人数のグループに分かれ、「IIJのグローバル事業が目指す方向性」や「行動指針で自分たちが共感できるポイント」について、模造紙に手書きで構想をまとめました。国や文化が違っても、協調しながら課題解決を目指せば、人と人との距離が一気に縮まることが、このワークショップから見てとれました。
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