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スマートメーターとHEMS、BEMSをつなぐBルートでの高速かつセキュアなデータ活用を実現し、
新サービスの迅速な立ち上げを支援する「PMSサービスプラットフォーム」を提供
2015年2月19日
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774 東証第一部)は、スマートメーターを活用したサービスを提供するためのシステム基盤として「PMS(Power Metering System)サービスプラットフォーム」を開発し、商用化に先駆けて2015年6月上旬より、電力小売事業者向けに実証実験環境を提供開始いたします。
「PMSサービスプラットフォーム」では、IIJの強みであるインターネット及びクラウドサービスの運用技術、さらに自社の特許技術を活かし、以下の3つのシステム要素全てをワンストップで提供いたします。
IIJでは、本プラットフォームの商用化に向け、SA-W1において、ECHONET Lite 認証およびSMA認証(※2)を、2015年1月に取得しました。これらの認証を取得したことにより、SA-W1は、スマートメーターの標準無線通信規格であるWi-SUN対応の通信モジュールを用いて、スマートメーターと家庭内の機器をつなぐBルート(※3)による電力検針データの取得が可能となりました。
電力小売事業者は、本プラットフォームを利用することにより、スマートメーター(Bルート)の検針データを高速かつセキュアに活用することができるため、新しいサービスやビジネスを短期間で立ち上げることが可能となります。6月より提供予定の実証実験環境は、本プラットフォームの有用性や実用性を事前に検証する目的で、無償で利用いただけます。
2016年度の電力小売自由化に向けて、家庭やオフィスへのスマートメーター導入が進み、多くの電力小売事業者が市場に参入すると予想されています。それに伴い、様々な料金プランや新たなサービスが提供され、消費者にとってはライフスタイルに適した電力供給メニューを選択することが可能になると期待されています。一方で、電力小売事業者にとっては、スマートメーターの活用により消費者の電力使用状況をきめ細かく計測することで、効果的な電力供給計画立案が可能になります。
そのような市場環境を背景に、IIJは、通信機器からネットワーク、セキュリティ、クラウド環境まで、必要なソリューションを一括で提供することにより、電力小売事業者の新たなサービスやビジネス創出を支援し、電力市場における本プラットフォームの利用を推進してまいります。
本プラットフォームで提供される3つのコンポーネントの主な特長と機能は、以下のとおりです。
実証実験環境では、SA-W1は実機を、SACMとPMSはクラウドサービスとして無償提供予定です。
(回線等は、お客様側でご用意いただく必要があります)
なおIIJでは、第1回電力自由化EXPOにて、本取り組みに関する展示を行います。
名称 | 第1回 電力自由化EXPO |
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会期 | 2015年2月25日(水)~27日(金) 10:00~18:00 ※最終日は17:00終了 |
会場 | 東京ビッグサイト 西ホール1階 |
コマ位置 | W18-11 |
IIJは、今後も電力小売事業者向けの新たなソリューションを継続的に提供し、低コストで高効率な事業推進を支援してまいります。
株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム
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