産業用設備リモートメンテナンス
課題
コロナ禍以降、PCへのリモートアクセス需要が高くなり、製造業においてもリモートメンテナンスなど重要度が増してきています。IIJ Omnibusサービスなどで全国の工場をネットワークでつなぐ企業も増えてきました。
一方で、工場内に設置された設備機器の多くは外部のメンテナンス事業者が管理。社内ネットワークへ接続させられず、駆けつけ対応などによる復旧の遅れ、維持コストの増加が課題になっています。
解決方法
- モバイル閉域網を用いた、メンテナンスネットワーク分離
- デバイスリンク機能を用いた一時的な経路生成
特長とメリット
- 既設ネットワークとは別に、モバイル閉域網を用いたメンテナンス用ネットワークを構築。モバイル回線を用いることで工場内の配線工事は最小限にかつ、閉域網(産業用PCをインターネット接続しないこと)によりセキュリティを確保
- デバイスリンク機能は、オンデマンド・リモートアクセスサービス。モバイル接続された産業用PCごとに、アクセスするためのメンテナンス経路を動的に生成するため、メンテナンス事業者は特定の産業用PCのみに接続が制限。また、管理者による経路削除機能のほか、ファイアウォール機能も搭載
システム構成