積層信号灯(パトライト社)点灯&自動架電
課題
工場現場では、積層信号灯などの表示灯を用いて、設備停止トラブル時の周知・呼び出しを実施します。積層信号灯はネットワーク接続に対応している製品もありますが、課題もあります。 Wi-Fi接続では無線LANルータ、及びアクセスポイントの管理が必要です。一方、有線接続では設備配置替え時の対応が必要になったり、スイッチのポート数が枯渇することもあります。
また、積層信号灯は現場での呼び出しや周知に限定されるため、遠隔地にいる管理者までは共有できないことも課題として挙げられます。
解決方法
- LAN工事不要、LTE接続に対応した閉域網のモバイル通信
- デバイスコントロールを用いた積層信号灯点灯
- 積層信号灯点灯時の自動架電に対応
特長とメリット
- LTE接続に対応したパトライト社ネットワーク制御信号灯 NHV/NHBシリーズを用いることで、有線のネットワーク配線は不要、現場へのポン付け表示灯として設置が可能
- LTE接続はモバイル閉域網に対応しているため、インターネットに接続しない安全なネットワーク導入が可能
- NHV/NHBシリーズはHTTP通信による制御に対応。デバイスコントロールのHTTP通信WebAPIをクラウドから呼び出すことで、閉域網内にある積層信号灯点灯を容易に実現
- 積層信号灯点灯による現場での周知だけではなく、IIJ統合運用管理サービスと連携することで、管理者への自動架電により即座に現場のトラブルを把握可能
システム構成
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使用デバイス
- パトライト社 ネットワーク制御信号灯 NHV/NHBシリーズ
- 富士ソフト社 LTE USBドングル +F FS040U(セキュア接続モード モデムモード RAS/NDIS)
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利用したサービス