アクセス回線は、フレッツ、モバイル、専用線などから拠点の規模や用途に応じて選択できます。IIJは独立系通信事業者のため、異なるキャリアによる冗長構成や、フレッツとモバイルによる冗長構成なども可能です。
拠点に設置するサービスアダプタ(ルータ)は、 2種類の機器をご用意。24時間365日の監視・オンサイト保守を提供します。
サービスアダプタの設定は、ケーブルをつないで電源を入れるだけ。起動の度に、クラウド上の管理ポータルから設定情報を自動で取得します。
IIJの特許技術「SMF」を採用したゼロタッチプロビジョニングに対応。現地に技術者を派遣する必要はありません。
機器の交換も、ケーブルをつないで電源を入れるだけ。設定情報は電源OFFで消去されるため、古い機器に設定が残らず安心です。
サービスアダプタ「SA-W2L」はSIMカードを内蔵した状態でお届け。電源ケーブルをさすだけで、モバイル回線を利用したWANを開通できます。
建設現場や催事などの一時的な利用や、光回線が引けない拠点に。モバイル回線で手軽にWANを構築できます。
急な出店などで光回線の敷設が間に合わない拠点に。フレッツ開通までの暫定回線としてモバイルを活用。フレッツ開通後も副系回線としてモバイルをそのまま利用できます。
拠点から直接クラウドサービスへ通信するローカルブレイクアウトに対応。加えてIPv6 IPoE方式により、フレッツ回線でも快適な通信を実現します。
サービスアダプタは、VPNルータとインターネット接続用ルータの両方として機能します。そのため、1台のサービスアダプタ・1本の回線で、VPNとローカルブレイクアウトのどちらにも対応します。
また、不定期に変更されるクラウドサービスの宛先情報は自動で更新。お客様自身で変更する必要がありません。
宛先情報は IIJクラウドナビゲーションデータベース で提供します。
フレッツに代表されるベストエフォート回線では、通信の遅延が懸念されることも。
IIJ Omnibusサービスでは、輻輳が少ないIPv6網を使って通信をすることで、低価格と高品質を実現しています。
誰でも分かりやすいシンプルな管理ポータルをご提供。設定の確認や変更、有事の際の切り戻しなども遠隔で実行できます。担当者の知識・ノウハウに左右されず、運用のブラックボックス化を防ぎます。
「通信が遅い」「途切れる」などの不具合が報告された際に、切り分けに便利な機能が搭載されています。
機器のファームウェアは、適切なタイミングでアップデートすることが必要です。ルータの再起動を敬遠して後回しにしていると、重大なセキュリティインシデントにつながる恐れがあります。
IIJ Omnibusサービスでは、脆弱性が見つかった場合に、管理者へ自動通知することができます。また、ファームウェアアップデートの日時予約も可能です。ユーザに影響のない夜間などのタイミングで確実にアップデートを実行できます。