オブザーバビリティ機能は、Splunk社の「Splunk Observability Cloud」の各種機能をお客様のニーズに合わせて提供します。
ブラウザ 外形テスト プラン |
ベーシック プラン |
スタンダード プラン |
プレミアム プラン |
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こんなお客様におすすめ | ユーザ視点でWebサイトのテストをしたい | コンテナやPaaS領域まで監視したい | アプリレイヤーまで監視したい | ユーザの操作履歴まで監視したい |
インフラ監視・外形監視 | ||||
コンテナネットワーク監視 | ||||
アプリケーション監視 | ||||
API外形監視 | ||||
リアルユーザ監視 | ||||
ブラウザ外形テスト | ||||
ログ容量追加オプション | オプション |
オブザーバビリティとは、システムの内部状態や挙動を詳細に把握し、ログやメトリクス、トレースを使って問題の予測や原因特定を行うアプローチです。特に、複雑なマイクロサービスやクラウド環境の管理で重要な手法です。
従来の監視機能との違い
オブザーバビリティは、従来型のシステム監視では実現できなかったシステムの内部状態やアプリケーションの挙動を把握すると共に、将来の予測や障害の根本原因を探ることが大きな特徴です。
サーバ、コンテナ、POD等のインフラリリースから情報を収集し、監視する機能を提供します。エージェントのインストールだけで監視設定が不要となり、取得できるすべてのメトリクスを最小1秒単位で収集可能です。
更に、標準提供のダッシュボードは利用者ごとにカスタマイズが可能です。
メトリクスを組み合わせたアラートを設定できます。
例えば「1台のサーバが落ちてしまう分には問題ないが、複数台のサーバが同時に落ちた場合は緊急対応が必要なため、アラートを出す」といった運用が可能になります。
HTTP及びPortのレスポンスを取得して監視する機能です。
HTTP監視では、死活監視を行い、レスポンスをグラフ化して視覚的に表示します。
異常が発生した箇所を直感的に把握できます。
トレース情報をもとに、アプリケーションの詳細なパフォーマンスを監視し、問題が発生した際に迅速な解決をサポートする機能です。
アプリケーションのトレースとインフラメトリックを活用して、システム全体を通して問題発生箇所を正確に特定することが可能です。
障害の原因がインフラかアプリケーションかを、上位レイヤーからドリルダウンしながら段階的に切り分けて調査できます。
トレース情報からアプリケーションのレスポンス遅延などをグラフで可視化。パフォーマンスのボトルネックや問題点を迅速に把握できます。
また、関連するログやインフラリソースを合わせて確認できるため、原因が容易に特定できます。
ユーザ体験を想定したシナリオを実行し、テスト結果を記録する機能です。
テスト結果の確認画面では、テスト時の画面キャプチャやパフォーマンスが測定され、問題点を把握するのに役立ちます。
また、システムのリリース前後にテストを実行することで、予期せぬ障害を引き起こしていないかを機械的にチェックできます。
テストシナリオは、Google ChromeのRecorder機能を使用することで、ユーザの操作をそのまま記録し、シナリオに反映させることが可能です。
複雑な設定を必要とせず、手軽にシナリオを作成できます。
監視対象のアプリケーションログをすべて保管し、リアルタイムで確認できます。アプリケーション監視(APM) 、リアルユーザ監視、ブラウザ外形テストの各画面からログにドリルダウンして、詳細に分析できます。
また、サーバやシステムをまたいだログを横断的に検索できるため、障害時の調査を迅速に行うことができます。
収集した各ログは関連するリソースやアプリケーションの状況と紐づいているため、本番環境にアクセスせずに、複数のログを横断的に分析できます。
効率的に問題の根本原因を特定することができます。
情シスのお助けツール!業務を自動化する方法とは?
(PDF:37ページ)
各機能の詳細、ユースケース、お見積もり例など、導入へのヒントを掲載。
オブザーバビリティで障害時の原因特定を効率化
(PDF:33ページ)
オブザーバビリティで解決できる課題、各プランの機能詳細、ユースケースなどをご紹介。