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重要課題2 社会インフラを支える、安全で強靭なインターネットサービスの提供

基本的な考え方

IIJは創業以来、社会の需要を先取りして革新的な技術を開発し、多くのインターネット関連のネットワークサービスを生み出してきました。継続的に高められてきた技術力を活かし、「社会インフラを支えるための信頼性及び付加価値の高いITサービスの開発、提供を行うことにより、ネットワーク社会が最適に運営されることに貢献していく」という経営理念にもとづき、たゆまぬ開発・運用・利用検証のサイクルを実施しています。

インターネットは、人々の生活や事業活動を支える重要な社会インフラです。常に安全かつ安定したインターネットサービスを提供し続けることがIIJの責務であり、さらにその基盤として、自然災害や事故など不測の事態が発生した際にも途切れることのない強靭なバックボーンネットワークを構築・運用することは、IIJの企業価値を高めることにもつながると考えます。

また、インターネットが急速に発達したために、プライバシーの保護やセキュリティ対策に様々な課題が生じています。EUにおける制裁金などの罰則規定も定めたGDPR(一般データ保護規則)の施行をはじめ、データのプライバシーと保護を推進する動きが各国で進んでいます。IIJはこうした世の中の動きに合わせて、今後想定される各国・地域の経済連携協定と連動した個人データの相互流通の枠組みや標準化の整備を見据え、いち早くサービスの開発と提供を行っていきます。


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