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IIJ.news Vol.170 June 2022
IIJ Europe Limited Sales & Promotion
大西 竜洋
4月より、ロンドンにある IIJ Europe に異動となった大西です。IIJ Europe でのおもなミッションは、ハンガリー、ポーランドなど東欧諸国の顧客を開拓する営業活動です。そのほか、既存顧客の引き継ぎなども、少しずつはじめています。
この記事を書いている本日、イギリスでは「エリザベス女王在位70年記念式典」が催されています。人々は祝賀ムードのなか連休を楽しんでいますが、私はまだ日本にいます。
予定では4月末にロンドンへ入国するはずでしたが、ウクライナ戦争の影響で事務手続きが滞り、イギリスからのビザが降りないのです。ビザ取得のためにパスポートを預けてしまっているので、観光ビザでいったんロンドンに入ることもできません。自宅の賃貸契約は終了しており、荷物だけが先にロンドンへ運ばれていきました。ロンドンと日本の間を飛んでいる飛行機は1日1便だけです。ビザが降りるまでは最初に予約した便を後ろ倒しに変更する日々です。現在はビザの受領を待ちながら都内のビジネスホテルに滞在し、リモートで IIJ Europe の仕事をしています。ロンドンと日本では時差があるため、日本時間の昼過ぎから21時頃までが、仕事のコアタイムです。
IIJ Europe は約50名の組織で、私が新卒の時に働いていた名古屋支社や、「グローバルチャレンジ研修」を通して実践的な業務経験を積んだ IIJ America と、同じくらいの規模感です。人と人との距離感は、国が違えども似ているように思います。
コロナ禍以降、世界中の人たちがWEB会議やチャットツールで連携しながら、1つのプロジェクトを進めていくのが当たり前になり、同じ場所にいなくてもチームの一員として働けるようになりました。
東欧諸国の顧客開拓は、IIJ Europe の事業拡大に向けた重要な試みであり、ロンドンにいるマネージャーとともに、1から戦略を立てている最中です。既存顧客の引き継ぎも、WEB会議を駆使して進められています。
こうした組織のカラーとネットワーク技術の進歩のおかげで、コミュニケーションのストレスは幸いにもほとんど感じません。渡航できる日を待ちながら、今日も東京で仕事をしています。
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