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IIJ.news Vol.171 August 2022
広報部
笹島 貴明
2013年にIIJに入社したのち、スノーボード中の事故で車椅子の生活に。広報部としての業務をしながら、趣味で始めた車いすフェンシングで日本代表となり、現在は競技活動を中心に広報部で働いています。
皆さま、はじめまして。IIJ広報部で働きながら「車いすフェンシング」という競技をやっています、笹島貴明です。これから「パリ・パラリンピック」出場を目指す、私のパラアスリート生活について連載していきますので、どうぞお付き合いください!
5年くらい前までは「競技をやっています」とライトに言えたのですが、今や週6~7で練習する、本格的なアスリート生活をしています。
もともとは2013年、IIJに普通に営業として入社したのですが、社会人2年目の休暇中にスノーボードでジャンプした時、腰の骨を折ってしまい、それ以後、車椅子生活となってしまいました。
退院後、復職して(最初はパラリンピックなど目指してなかったので)、仕事と両立できる競技は何かな……と、いろいろなパラスポーツを試していました。そんな折、競技体験会なるものに軽い気持ちで参加したところ、車いすフェンシングの競技関係者から「天才!」、「逸材!」と、まあ褒められるのなんので(笑)、すっかりその気になってしまい、車いすフェンシングを始めました(あとから事情を知ったのですが、当時、東京パラリンピックが決定しながらも競技人口が1桁止まりで、是が非でも新人を発掘したかったようです)。
そうした事情も知らず、すぐにテレビやラジオに取材していただき、その際、すっかり舞い上がって電波に乗った発言が「東京パラで金メダルを獲ります!」でした。ここから目標だけが大幅に先行する、笹島の社会人アスリート生活がスタートしたのです。(続く)
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