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パラアスリート 笹島貴明のROAD to PARIS 練習と大会出場の日々

IIJ.news Vol.180 February 2024

執筆者プロフィール

IIJ 広報部

笹島 貴明

2013年にIIJに入社したのち、スノーボード中の事故で車椅子の生活に。広報部としての業務をしながら、趣味で始めた車いすフェンシングで日本代表となり、現在は競技活動を中心に広報部で働いています。

自国出場枠があった東京五輪と比較して非常に狭き門となったパリ・パラリンピックの出場枠獲得に向け、日々練習に励んでいます。

現在の練習環境は非常に充実しており、2019年に開所されたナショナルトレーニングセンター・イーストにはオリパラの選手が共用する練習場が設置され、世界トップクラスの健常者の選手の練習を間近に見られるだけでなく、車いすフェンシングの練習のサポートをしてくれることもあるなど、常に刺激を受けられる環境となっています。トレーニングジムやお風呂が併設されているのも個人的にはうれしいところです。また、指導陣もオリンピックで銀メダルを獲得した三宅諒コーチを筆頭に、選手育成のプロフェッショナルによる充実したコーチングが受けられています。

ほかにも国際大会前後は各国の選手との共同合宿で、さまざまなフェンサーと剣を合わせたり、外国のコーチに指導を受けたりして、国によって異なる多様なフェンシングスタイルを吸収できるようにしています。

そういった練習の成果か、先日、イタリアで開催された世界選手権では過去一度も勝利したことのなかったポーランドを相手に勝利し、日本初のベスト4に進出し、3位決定戦ではフランスに負けてしまいましたが、過去最高順位となる4位を獲得できました。日本の団体のランキングが上がるのは非常に喜ばしいのですが、個人のランキングがより重要なので、残り少ない大会に賭けて、引き続き頑張りたいと思っています。

世界選手権の際の写真(右が筆者)


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