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初期費用・月額基本料0円、1GBあたり15円の廉価な従量課金制によるクラウド型のコンテンツ配信サービスを開始
2013年04月15日
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一 コード番号:3774 東証第一部)は、高品質で安定したコンテンツ配信プラットフォームを、完全従量課金制にて提供する「IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービス」を、本日より提供開始いたします。
Webサイトでのリッチコンテンツ活用やスマートフォンなど端末の多様化が進むことにより、インターネット上のトラフィックは拡大傾向にあります。IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービスは、IIJの大容量バックボーンに直結した大規模な配信プラットフォームを利用し、高速かつ安定的にWebコンテンツをユーザに配信するためのCDN(Contents Delivery Network)サービスです。本サービスでは、IIJの配信設備にお客様のWebコンテンツのデータをキャッシュし、閲覧者へ配信します。本サービスを利用することにより、お客様は、自社のサーバに負荷をかけることなくWebコンテンツの配信が可能になります。将来のトラフィック増加や急なアクセス集中を想定して、大量の配信サーバを用意する必要がなくなり、Webサイト運用の負荷とコストを削減できます。
本サービスの特長は、以下の通りです。
従来のWebコンテンツ配信サービスの多くは、転送量に応じた従量課金の他に、月額基本料金やリクエスト数に応じたリクエスト課金、データ保管に伴うストレージ料金など、料金体系が複雑でコスト試算が困難でした。本サービスは、データ転送量に応じた従量課金制(15円/1GB)のシンプルな料金体系で、初期費用・月額基本料金は不要です。最低利用期間も設定していないため、お客様は必要な時に必要な分だけサービスを利用することができ、無駄なコストを抑制できます。
本サービスは独自ドメインによるSSL暗号化通信に対応しているため、問い合わせフォームやECサイトの決済フォームなど、情報の秘匿性を高く保つ必要があるWebページにも利用可能です。現在ご利用中のドメイン名を変更せずに、本サービスを利用してSSL対応のセキュアなWebサイトを運用いただけます。2013年5月にHTTPSプロキシ(HTTPSコンテンツはキャッシュせず、配信元オリジンサーバへ転送)に対応し、2013年夏にはキャッシュ配信に対応する予定です。
本サービスの設備は国内最大規模のIIJバックボーンに直結したデータセンターに置かれ、複数の主要ISPと直接接続、経路交換を行うため、ネットワークの遅延を最小限に抑え、快適なWeb閲覧環境を実現します。また、高度なキャッシュ技術により最大20GBのファイルを配信することが可能になりました。本サービスを利用することで、お客様は新たな設備投資をすることなく、大容量のコンテンツを安定的に配信できるようになります。
近年、企業や公的機関を狙ったDDoS攻撃は日常化しており、ポータルサイトや企業のWebサイトがサービス停止に追い込まれるケースも発生しています(※3)。本サービスでは、IIJの定型ルールに基づくDDoS攻撃対策機能を標準で提供します。さらに、お客様個別のご要望に応じて行う高度なDDoS対策にもオプション(有償)にて対応いたします(※4)。
IIJは今後とも、高品質でコストパフォーマンスの高いコンテンツ配信サービスのラインナップ拡充につとめてまいります。
従量課金 | 内容 | 初期 費用 |
月額 費用 (転送量) |
最低 利用 |
備考 |
---|---|---|---|---|---|
HTTP従量課金 (基本) |
本サービスの基本となる品目 | 0円 | 15円/GB | なし | ─ |
HTTPS従量課金 (オプション) |
SSLオプション利用時のHTTPS転送量にかかる従量課金 | 0円 | 25円/GB | なし | SSLオプション及びIIJサーバ証明書管理サービスの契約が必要です。(※) |
オプション | 内容 | 備考 |
---|---|---|
SSLオプション | HTTPS配信に対応するオプション(オリジンへのフォワードのみ) | IIJサーバ証明書管理サービスの契約が必要です。(※) |
DDoSプロテクション連携オプション | 標準で提供されるDDoS対策システムの月次報告書を提示するオプション | IIJ DDoSプロテクションサービスの契約が必要です。(※) |
株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
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