ページの先頭です
M2M用途に特化した無線データ通信サービスを月額300円からの廉価な料金で提供
2014年2月5日
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774 東証第一部)は、ワイヤレスM2M(Machine to Machine)のサービスラインナップを強化し、M2M専用のデータ通信サービスとして「IIJモバイルM2Mアクセスサービス」および「IIJ SMSプッシュサービス」を2月17日より提供開始いたします。
ワイヤレスM2Mとは、センサーや計測器、自動販売機などの端末とセンター側にあるデータ収集用のシステムが、人手を介さず機械同士で相互に無線通信する通信形態です。将来あらゆるモノがネットワークに接続する時代が到来するといわれており、ワイヤレスM2M分野は今後、高い成長が見込まれています。すでに交通、防犯、防災や流通などの業務分野においては、データの自動収集などの目的でワイヤレスM2Mの活用が進んでいます。「IIJモバイルM2Mアクセスサービス」は、IIJがMVNOとして提供している法人向け高速データ通信サービス「IIJモバイルサービス」を、ワイヤレスM2M用途に特化した仕様に変更し、より安価に提供するサービスです。また、これに併せてSMS(ショートメッセージサービス)をM2M機器に対して送信し制御できる「IIJ SMSプッシュサービス」を提供します。
IIJのワイヤレスM2Mソリューションでは、端末から専用のゲートウェイ(※1)を介してセンター側システムと通信することで、セキュアな双方向通信を可能にしています。「IIJモバイルM2Mアクセスサービス」は、端末からIIJのゲートウェイまでの無線データ通信を、月額300円からの安価な料金で提供するサービスです。端末からの接続先をゲートウェイのみに限定し、社内システムやIIJのクラウド上にあるシステムと安全にデータを送受信することができます。お客様は利用用途に応じて、夜間のみ高速通信が可能な「料金プランA」と、低速で24時間通信が可能な「料金プランB」から最適なプランを選んでご利用いただけます。なお、時間帯で通信を制御するワイヤレスM2Mのサービスは、日本のMVNOにおいて初めての提供となります(2014年1月 IIJ調べ)。
プランA | プランB | |
---|---|---|
通信可能な時間帯 | 22時~翌日6時 | 24時間 |
通信速度 |
|
上り下り最大 200kbps |
利用用途 | バッチ処理など、夜間のみ通信を行う場合 | 計測データなど、容量の小さいデータを常時送受信する場合 |
初期費用 | 1契約あたり30,000円 | |
登録手数料 | 1端末あたり3,000円 | |
月額費用 | 1端末あたり300円 (SMS利用の場合、440円) 契約回線数×30MBの月間総量を超過した場合、0.01円×128バイトの従量課金を実施。 |
1端末あたり460円 (SMS利用の場合、600円) 契約回線数×30MBの月間総量を超過した場合、0.01円×128バイトの従量課金を実施。 |
最低利用期間 | なし | |
提供モジュール | 標準SIM、マイクロSIM、nanoSIM |
M2Mで利用する多数端末に対して、SMSをプッシュ通知するサービスです。
主な機能 |
|
---|---|
初期費用 | 1契約あたり50,000円 |
月額費用 | 1契約あたり20,000円 |
メッセージ送信費用 | 1通あたり15円 |
最低利用期間 | なし |
IIJは今後も、ワイヤレスM2Mに最適なサービスの拡充に取り組んでまいります。
お詫びと訂正
2014年2月5日の発表時に、「IIJ SMSプッシュサービス」の「主な機能」に誤りがございましたので、2月6日に正しい記載に改めました。
誤) メッセージの編集(半角・全角70文字以内)、利用期間の設定
正) メッセージの作成(半角・全角70文字以内)
お詫びして訂正いたします。
株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
ページの終わりです