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2018年5月23日
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774 東証第一部)は、世界で最も権威と実績があるセキュリティカンファレンス「Black Hat USA 2018」において、世界のセキュリティエンジニアに向けた4日間のトレーニングプログラムの講師として、IIJのセキュリティエンジニアチームが選ばれたことをお知らせいたします。Black Hat USAのトレーニングで日本人が講師を務めるのは初めてとなります。
Black Hat USAは、1997年から続くセキュリティの国際カンファレンスで、昨年は世界各国から約15,000人以上のセキュリティエンジニアやハッカー、研究者が参加しました。今年は2018年8月4日より、米国ラスベガスにて開催されます。Black Hat USA前半には、セキュリティエンジニア向けの実習である「トレーニング」、後半には、最新の攻撃や先端技術、トレンド情報などの研究発表を中心とする「Briefing(カンファレンス)」が行なわれます。
IIJが応募し、採用されたトレーニングは、「Practical Incident Response With Digital Forensics & Malware Analysis」と題し、標的型攻撃の事案対応について、マルウェア解析とデジタル・フォレンジックを組み合わせて行う方法で、4日間のトレーニングコースです。
タイトル | Practical Incident Response With Digital Forensics & Malware Analysis (デジタル・フォレンジックとマルウェア解析を用いた実践的なインシデント対応) |
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内容 | 標的型攻撃における事案対応について、マルウェア解析とデジタル・フォレンジックの面からトレーニングを行ないます。 インシデント対応においては、マルウェアやその他の攻撃ツールの特定、その機能や役割の分析、ネットワーク内での攻撃の横展開についての調査等によって、攻撃者の全体的な行動を把握しながら、情報漏えいの可能性、ネットワークや守るべきデータへの影響の調査、再発防止策の検討と策定など、数多くのことを実施する必要があります。本トレーニングでは100種類以上の解析対象物と100個以上の演習を用意し、標的型攻撃のインシデント対応について、包括的に修得するトレーニングを実施します。 |
講師 |
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詳細 | https://sect.iij.ad.jp/d/2018/05/044132.html |
昨今、サイバー攻撃は日々高度化、複雑化しており、それに対応するセキュリティ人材不足が深刻化するなか、IIJでは、20年以上にわたって取り組んできたセキュリティ対策の知見をもとに、複雑化するサイバーリスクに備えられるセキュリティ人材の育成を推進しています。
IIJは今後も、インターネットを誰もが安心して安全に使える社会インフラへと発展させるべく、活動してまいります。
株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
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