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IIJ、自社開発ルータ「SEIL」シリーズの出荷台数が20万台を突破

2020年9月30日

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎)は、自社開発の企業向けルータ「SEIL(ザイル)」シリーズの出荷台数が、2020年8月に累計20万台に到達したことをお知らせいたします。

SEILシリーズは、IIJがISPとしてのノウハウを基にネットワークサービスに最適な機能を追求し開発した企業向けルータで、拠点間VPNやリモートアクセス、ファイアウォールなど、様々な用途に利用されています。 1998年の提供開始から現在まで、インターネット環境やお客様ニーズの変化に対応し、様々な機能やバージョンの製品を開発してきました。そして今年8月に、累計出荷台数が20万台を突破しました。

SEILシリーズが多くのお客様に採用された理由のひとつに、2003年に提供を開始したSEILの自動接続・一元管理技術「SMF(※1)」の開発があります。SMFは、SEILにケーブルを繋ぐだけで自動的に設定を割り当てるゼロコンフィグレーションや、機器の一元管理を可能にするIIJの特許技術です。2011年には、SMFのOEM提供基盤である「SACM(※2)」を開始しました。機器の現地設置や疎通確認作業といった手間やコストを大幅に削減できることが好評を博し、SEIL販売拡大の原動力となりました。最近ではクラウド型ネットワークサービス「IIJ Omnibusサービス」において、複数の拠点を繋ぐサービスアダプタとしての利用が増加しており、ここ3年間での出荷台数は10万台に達しています。またIoTセンサーやスマートメーターからデータを収集するためのゲートウェイ機器としての利用も拡大しています。

  • (※1)SMF(SEIL Management Framework:エスエムエフ): 2006年3月に特許取得(特許第3774433号)
  • (※2)SACM (Service Adaptor Control Manager:エスエーシーエム):「SMFv2(日本:特許第4463868号、米国:特許7660266号)」の自動接続、完全管理の仕組みをOEM提供するためのマネージメントサービス基盤。SMFv2は「SEILシリーズ」だけでなく、他社のネットワーク機器に対しても、初期設定から設定変更、運用管理までを一元的に管理できる。

SEIL 20万台記念キャンペーン

20万台突破を記念し、高機能ソフトウェアルータ「SEIL/x86(ザイル・エックスハチロク)Ayame」スタンダードエディションの半額キャンペーンを行います。

キャンペーン期間 2020年10月1日~2020年10月31日
提供価格 通常価格5,500円(税込)  →  キャンペーン価格 2,750円(税込)
販売先 https://www.amazon.co.jp/dp/B083W8HR8G

IIJでは今後も、新しいネットワークサービスの構成要素として、より積極的にSEILシリーズの機能強化を進めてまいります。

報道関係お問い合わせ先

株式会社インターネットイニシアティブ 広報部

〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム

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