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IIJがSMBC日興証券のFX取引サービス「日興FX」のシステム基盤にSaaS型FXプラットフォーム「IIJ Raptorサービス」を提供

2021年4月27日
株式会社インターネットイニシアティブ

PDF [566KB]

当社は、SMBC日興証券株式会社が2021年4月24日から提供を開始した外国為替証拠金取引(FX)サービス「日興FX」のシステム基盤に、SaaS型FXプラットフォーム「IIJ Raptor(ラプター)サービス」を提供いたします。アセットレスで導入が可能なことに加えて、多数の金融機関での導入実績、信頼性、安定性が評価されたものです。

サービス提供の背景

SMBC日興証券株式会社(以下 SMBC日興証券)は、国内一般投資家のFX取引へのニーズの高まりから、既存の投資商品に加えてFXサービスの導入を決定しました。サービスを開始するにあたり、システム基盤となるFXプラットフォームを検討するなかで、アセットレスで短期間に導入できるSaaS型サービスであることからIIJ Raptorサービスを採用しました。SaaS型サービスでありながらカスタマイズに対応できる柔軟性に加え、IIJのクラウドやセキュリティサービスをベースとした高い信頼性、そして多数の金融機関で採用され安定稼働を続けている実績なども評価され、今回の導入に至ったものです。

サービス提供内容

IIJ Raptorサービスでは、注文受付から約定まで数ミリ秒という高速な約定処理スピードを実現するとともに、FXサービスに必要な「投資家向け機能」「ディーリング機能」「バックオフィス機能」を標準で提供しています。「日興FX」では、業界最多水準となる28通貨ペアの取り扱い、初心者のお客様向けに最小通貨単位を100通貨に設定できることなどの要件を満たすため、IIJ Raptorサービスの取引コア機能を改修して対応しています。さらに、SMBC日興証券のオンライントレード(日興イージートレード)をご利用中の投資家様の利便性を考え、同サービスとの口座連携やシングルサインオン、証拠金振替に対応しています。

IIJでは、今後もIIJ Raptorサービスの安定運用と機能拡充を続けていくとともに、近年急成長している店頭CFD(差金決済取引)サービスへの対応や、10年以上にわたるFXや仮想通貨取引システムの構築、運用を通じて蓄積した知見を活かし、ユーザの取引情報など実データの分析、活用による新たな領域でのサービス展開を進め、お客様の新たな金融ビジネス創出を支援してまいります。

IIJ Raptorサービスについて

IIJ Raptorサービスは、ひとつのプラットフォームで、くりっく365(FX・株)と店頭FX、CFDに対応した取引システムをSaaS型で提供するIIJ独自開発のFXプラットフォームサービスです。並列メモリ処理技術を駆使した「取引コア機能」を中心に、ユーザビリティに優れた「投資家向け機能」、収益を最適化させる「ディーリング機能」、顧客管理を行う「バックオフィス機能」から構成されています。2010年にサービスを開始して以来、多数の金融機関に採用いただいており、現在十数社を超えるFX事業者のサービス基盤として稼働しています。

参考:IIJ Raptorサービスの提供イメージ

IIJ Raptorサービスの提供イメージ

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株式会社インターネットイニシアティブ 広報部

〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム

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