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米CrowdStrike社製EDR製品をマネージドサービスとして提供し、在米日系企業のセキュリティ強化をサポート
2021年10月20日
IIJ America Inc.
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の100%子会社であるIIJ America Inc.(本社:ニューヨーク、以下IIJ America)は、米CrowdStrike社(※1)のEDR(※2)製品「CrowdStrike Falcon®」を活用し、お客様に代わってエンドポイントセキュリティの運用を行うマネージドサービス「IIJA マネージドEDRサービス」を本日より提供開始いたします。
本サービスでは、EDR製品導入時のポリシー設定やチューニングをはじめ、セキュリティインシデント発生時のイベントログ分析、脅威レベルに応じた端末の自動隔離や対処などをIIJ Americaの専任エンジニアが代行します。また、脅威ハンティング、対象端末の脆弱性チェックなどプロアクティブな対応に加え、お客様の既存IT環境を考慮したセキュリティ運用アドバイスを行います。お客様は、セキュリティの専門的なスキルがなくとも、本サービスを利用することで、セキュリティインシデントの迅速な検知、対応、報告、対策が可能になります。
昨今、米国内ではテレワークが定常化し、クラウドサービス利用も増加しています。一方でフィッシングメールやランサムウェアなど、ビジネスに損害をもたらすサイバー攻撃の脅威も高まっており、社内ネットワークを経由せずに社外から直接クラウドサービスにアクセスする端末(エンドポイント)のセキュリティ強化が重要になっています。攻撃は日々巧妙化しており、攻撃者の侵入を完全に防ぐことは困難なため、侵入されてしまった後に、エンドポイント側で迅速に検知・対応を行うことができるEDRが注目されています。しかしながら、EDR製品を使いこなし、その効果を最大化するには、高度なセキュリティスキルが必要なため、導入のハードルになることがあります。米国内の日系企業現地法人では専任のIT担当者がいないケースも多いことから、セキュリティスキルが必要なEDR運用を代行するサービスの提供を開始します。
本サービスではセキュリティイベントが発生した後の調査、レポーティングだけでなく、対処、脅威ハンティング、脆弱性のチェックなど必要なセキュリティ運用をオールインワンで提供することで、EDR製品の導入効果を最大化します。お客様側ではエンドポイントデバイスに専用ソフトウェア(エージェント)をインストールするだけで、巧妙化するサイバーセキュリティ攻撃に対して適切な対応が可能になり、高度なセキュリティレベルを確保できます。
契約最小台数は3端末からで、小規模拠点での導入や部分導入にも対応します。セキュリティ運用はIIJ America主体で行うため、専任のセキュリティエンジニアを配置せずに、EDRを活用したセキュリティ運用を実現できます。
IIJ Americaが提供する各種マネージドサービス、LANサポートサービスなどと連携し、お客様のIT環境を俯瞰した対策の提言やチューニングを実現します。IIJ Americaによる一括した運用により、お客様のセキュリティ強化を支援します。
本サービスでは、Essential、Standard、Advancedの3つのプランを用意しています。
概要 | Essential | Standard | Advanced |
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CrowdStrikeのセキュリティ運用に関するお問い合わせ対応、およびお客様の依頼に基づく調査、各種設定変更等の対応 | ● | ● | ● |
脅威の通知とレスポンス支援、月次レポート提供等の対応 | - | ● | ● |
検知結果を踏まえたプロアクティブなアドバイス、チューニング、脆弱性確認等の対応 | - | - | ● |
月額費用 19ドル~(税抜)/1端末あたり
IIJ Americaでは、EDRサービスの他、ネットワークセキュリティ、Webセキュリティなど、今後もお客様のIT環境を脅威から守るために最適なソリューションを拡充してまいります。
IIJグループ 広報
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム
IIJ America Inc.
グループ会社
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