IIJ、セイコーエプソン株式会社のGPSトラッキングシステムにフルMVNOのSIMを提供

「スワコエイトピークスミドルトライアスロン大会　2022」で採用、トライアスロン大会でのGPSトラッキングシステムの導入は日本初

2022年6月15日
株式会社インターネットイニシアティブ

当社は、フルMVNO基盤を用いて提供している「IIJモバイルサービス/タイプI」のSIMカードが、セイコーエプソン株式会社のGPSトラッキングシステムに採用されたことをお知らせいたします。

同システムは、2022年6月25日に長野県諏訪湖周辺で開催される「スワコエイトピークスミドルトライアスロン大会 2022」（※1）に参加する選手やスタッフが装着し、それぞれの位置・速度情報やコンディションなどを大会運営監視センターでモニタリングすることで、選手の状態を把握し、必要に応じて迅速に支援するなど安心・安全な大会運営に活用されます。
本大会は、スイム、バイク、ラン合計100kmを制限時間7時間30分で走り切るもので、その間のトラッキングで求められる省電力性において、IIJモバイルサービス/タイプIの優位性と、システム開発プロセスでのIIJからの知見が評価され、採用に至ったものです。
なお、トライアスロン大会でのGPSトラッキングシステムの導入は日本初の試み（トライアスロン雑誌Triathlon LUMINA編集部調べ）となります。
セイコーエプソン株式会社様は今後、GPSトラッキングシステムを、安心・安全なスポーツイベントによる地域活性化や、スポーツツーリズムにも活用し、観光コンテンツ連携による地域振興を目指します。

IIJモバイルサービス/タイプI（※2）は、IIJがNTTドコモのフルMVNOとして提供するモバイル通信サービスで、主な利用用途としてIoT を想定しており、定額、パケットシェアなどの料金を選択できるほか、SIM開通前や中断時のコストを削減できるSIMライフサイクル管理などお客様の利用用途に応じ柔軟なサービスを提供しています。IIJのフルMVNO基盤では、このほかにも、IIJが保有・運用するコアネットワーク設備の一部である加入者管理機能（HLR/HSS）を用いて、SoftSIM、eSIMなどの多様なSIMを提供し、監視カメラ、各種センサー、組み込みデバイスなど、幅広くIoTに採用いただいています。