法人向けリモートアクセスサービス「IIJフレックスモビリティサービス/ZTNA」の契約デバイス数が20万台を突破

リモートアクセス環境に高い安全性が求められ、SSEニーズの高まりからZTNA機能の利用が増加

2023年7月25日
株式会社インターネットイニシアティブ

当社は、安全かつ快適なリモートアクセスを実現する「IIJフレックスモビリティサービス/ZTNA」の契約デバイス数（※1）が、2023年6月末日時点で20万台を突破したことをお知らせいたします。

（※1）旧サービスである「「IIJフレックスモビリティサービス」を含む

2018年12月、企業ITシステムのクラウドサービスへの移行が進み、テレワークが徐々に普及しはじめたなかで、当社は安定性が高く快適なリモートアクセスサービス「IIJフレックスモビリティサービス」の提供を開始しました。2022年1月には、ゼロトラスト（※2）の考え方に基づいてセキュリティ機能を強化し、新たに「IIJフレックスモビリティサービス/ZTNA」を開始しました。IIJフレックスモビリティサービス/ZTNAは、セキュアで快適なリモートアクセスに加えて、ユーザや端末の状態に応じたきめ細かなアクセス制御、通信のモニタリング・可視化によるセキュリティリスクの把握、トラブルシュートが可能になるZTNA（Zero Trust Network Access）機能を有し、より一層セキュリティレベルの高いリモートワーク環境を実現するサービスとして、働き方改革やコロナ禍でのリモートワーク推進の動きを背景に高く評価され、契約数が大幅に増加しました。

（※2）ゼロトラスト：「社外は危険・社内は安全」という境界型防御の考え方と異なり、「すべて信頼できない」ことを前提に常に安全性を検証して対策を講じるセキュリティの考え方

場所を問わない多様な働き方が浸透し、企業にとってリモートアクセスは欠かすことのできない環境となっています。一方で、多くの業務がクラウドサービスなどネットワーク上で行われるようになったことで、リモート端末がランサムウェア攻撃などの標的となるリスクも増加し、リモートアクセス環境にはますます高い安全性が求められるようになっています。本サービスでは、全体の6割以上のお客様がZTNA機能を利用いただいており、快適なリモートアクセスはもちろんのこと、手軽にSSE（※3）を構成する機能を導入できることが高い評価につながっています。

（※3）SSE（Security Service Edge）：SASEからWAN Edgeを除いた概念。主にSWG・CASB・ZTNAの3つの機能から構成される。SASEの中でもよりセキュリティに特化したSSEのニーズが高まっている。

最近の主な導入企業（敬称略）

エイチアールワン株式会社、日本化薬株式会社、国際航業株式会社、株式会社フジテレビジョン、株式会社横浜銀行、株式会社仙台銀行

本サービスの詳細は https://www.iij.ad.jp/biz/fxm/ をご覧ください。

サービスを実際に体感できるプログラム

当社は飯田橋本社のデモルームにおいて、本サービスを体感できるプログラム「IIJ Touch ＆ Experience College」を提供しています。
本プログラムでは、遅延の大きなネットワーク環境でのリモートアクセスの品質を体感したり、特定のアプリケーションをローカルブレイクアウトするなど、目に見えずわかりにくいネットワークインフラのサービス機能を、実際にデモンストレーション環境で体験できるため、導入前後で自社の課題をどう解決できるか、具体的な社内での利用／運用イメージを手軽につかむことができます。
これまで約200社、600名以上の方にご参加いただき、「サービス導入で自社の業務をどう変えられるのかが理解できた」「セキュリティ運用をどうすべきか、イメージを具現化できた」などと好評で、本サービス契約拡大につながっています。

「IIJ Touch ＆ Experience Collegeオープンキャンパス」を以下の通り、2023年8月29日より実施します。

日時	2023年8月29日（火）13:00～14:30 2023年8月31日（木）14:00～15:30 2023年9月12日（火）14:00～15:30 2023年9月14日（木）13:30～15:00
会場	IIJ 本社 13階会議室（東京都千代田区富士見2-10-2　飯田橋グラン・ブルーム）
定員	7名／回
参加費	無料（事前登録制）