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端末復旧機能により、サイバー攻撃や災害によるシステム障害発生時に迅速な事業再開が可能
2024年4月1日
株式会社インターネットイニシアティブ
当社は、クラウド型総合エンドポイントセキュリティサービス「IIJセキュアエンドポイントサービス」を拡充し、バックアップ・リストアによる端末復旧およびアンチウイルスによる防御機能を有する新サービス品目「IT資産保護」を、本日より提供開始いたします。本サービスによってお客様の端末をインターネット上のさまざまな脅威から保護するとともに、サイバー攻撃によるシステム侵害や災害時のシステム停止が発生した場合でも迅速に事業再開が可能となります。
IIJセキュアエンドポイントサービスは、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)のサイバーセキュリティフレームワークで定められる「NIST CSF Core」の指標のうち、「識別、防御、検知、対応」の4項目に対応していましたが、このたびAcronis 社のAcronis Cyber Protect Cloud を活用した「復旧」機能を提供することで、NIST CSF Coreの5項目に準拠したエンドポイントにおける包括的なセキュリティ対策を実現します。
NISTは、サイバーセキュリティ対策の評価指標として「サイバーセキュリティフレームワーク(CSF)」を提唱しており、特に「Core」と呼ばれる、識別、防御、検知、対応、復旧、統治の6項目(NIST CSF Core)を、組織の種類や規模を問わない共通のセキュリティ対策として提示しています。また、厚生労働省も国内の医療機関におけるサイバー攻撃事案を契機に、事業継続のための定期的な復旧データの保存および復元について対策を講ずるよう注意喚起を行っており(※)、国内外においてサイバー攻撃および災害への対策や、ITインフラの早期復旧に向けた環境整備が求められています。
動作中の端末のすべての情報をイメージ取得し、暗号化通信を介してIIJが有する国内のデータセンターに安全に保管します。クラウド環境に保管されるため、お客様によるバックアップ用サーバの管理は不要です。
専用の管理画面から容易にバックアップ・リストアを実行可能です。インシデント調査に活用可能な「フォレンジックデータバックアップ機能」などを標準で提供し、ランサムウェア等によるシステム侵害が発生した場合や、自然災害により事業拠点のシステムが停止した場合にも端末復旧を安全かつ円滑に行えるため、迅速な事業再開が可能となります。
アンチウイルス機能では、シグネチャベースと機械学習ベースのマルウェア検知・防御、エクスプロイト保護、ネットワークフォルダの保護機能などにより、攻撃者の悪意あるアクセスからクライアント端末を保護します。
導入する機能、端末台数に応じた個別見積もりです。
見積例:端末数 1,000 台の場合 | |
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月額料金 | 750 円(税抜)/台~ |
復旧用ストレージ利用料金 | 18,000 円(税抜)~ |
サービスの詳細は、以下サイトご覧ください。
外部脅威の防御と内部情報の漏えい防止に有効なエンドポイントセキュリティ機能を搭載したクラウド型サービス「IIJセキュアエンドポイントサービス」にアクロニスのAcronis Cyber Protect Cloudを採用頂いたことを大変光栄に存じます。アクロニスはデータ保護とセキュリティを統合しNISTのサイバーセキュリティフレームワークに基づく「サイバープロテクション」ソリューションで、IIJのお客様にNISTに準拠した包括的なセキュリティ対策をお届けすることを通じて、お客様の事業継続の一助に今後も取り組んで参りたいと思います。
アクロニス・ジャパン株式会社
代表取締役社長 川崎哲郎
IIJは今後も、「安全をあたりまえに」をコンセプトとするセキュリティ事業ブランド「wizSafe(ウィズセーフ)」のもと、お客様がインターネットを安全に利用できる社会の実現を目指してまいります。
株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
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