IIJ高圧スマートメーターBルート活用サービスは、高圧需要家用スマートメーターのBルート(デジタルインタフェース)からデータを収集するゲートウェイ機器、ゲートウェイ機器の集中管理システム、メーターデータの管理システム、デマンド管理システムをワンストップで提供します。
特長1 低コスト
高圧スマートメーターのBルート(デジタルインタフェース)を利用し、パルスを利用した従来型よりも低コストで導入可能です(弊社調べ)。デマンド監視システム導入の費用対効果が小さかった中小規模の需要家でも導入しやすいコストです。
特長2 旧一般電気事業者10社の高圧スマートメーターに対応
Bルートゲートウェイ機器は、旧一般電気事業者10社が提供している高圧スマートメーターの規格に対応しています。
特長3 リブランドしての再販が可能
本サービスは、お客様のブランドで再販が可能です。お客様の既存製品やサービスと組み合わせてご提供いただけます。
ご要件に応じて個別にお見積もりします。詳細はお問い合わせください。
「PMS(Power Metering System)」は、メーターデータを蓄積・管理する「MDMS」と、ゲートウェイ機器の集中管理サービス「SACM」を一体化。Bルートに接続した機器と取得したデータの一元管理をワンストップで提供します。
取得データ(単位) | 概要/データ取得間隔 |
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動作状態 | スマートメーターのオン・オフ状態の識別子 |
係数 | スマートメーターの指示値を実使用値に換算する際に必要な値 |
係数の倍率 | 係数の倍率 |
確定日 | 月間使用量等の確定日 |
積算有効電力量計測値 [kWh] | 任意の計測時刻における積算有効電力量/10秒ごと、30秒ごと、60秒ごと、個別カスタムも可能 |
定時積算有効電力量計測値 [kWh] | 定時の計測時刻における積算有効電力量/30分ごと(毎時00分、30分) |
積算有効電力量有効桁数 | 積算有効電力量計測値の有効桁数 |
積算有効電力量単位 | 積算有効電力量計測値、履歴の単位(乗率) |
積算有効電力量計測値履歴 [kWh] | 積算有効電力量計測値の履歴データ |
月間最大需要電力 [kW] | 前回確定日から最新計測時刻までに記録した需要電力の最大値 |
定時需要電力 [kW] | 計測時刻における需要電力/30分ごと(毎時00分、30分) |
需要電力有効桁数 | 需要電力の有効桁数 |
需要電力単位 | 需要電力の単位 |
需要電力計測値履歴 [kW] | 需要電力計測値の履歴データ |
IIJにて、スマートメーターとの接続に必要なECHONET Lite認証、 SMA(AIF)認証を取得しており、お客様での認証取得は不要です(2017年1月5日/QZ-000043)。
-20℃~60℃での動作環境に対応し、屋外設置のプラボックスやキュービクル内でも安心して運用可能です。
NTTドコモのLTE/3G通信網を利用したモバイル通信にてデータ送信が可能なため、導入の際に建物の配線工事が不要で、手軽に機器を設置できます。
初期設定から運用管理まで、すべてをクラウドから制御可能な「SACM」(IIJ特許技術)を利用できます。
インタフェース | イーサネット | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×2 |
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シリアル | RS-485(Dsub9)×1、RS-232(RJ-45)×1 | |
モバイル通信 | SIMスロット | 標準SIMカードスロット×1 |
無線通信モード | LTE/3G(HSPA+)、Band1,19,21 | |
サイズ | 外観寸法 | 81.0mm(W)×137.0mm(D)×40.2mm(H)(突起物を除く) |
重量 | 本体重量 | 480g(アダプタ・ケーブル等除く) |
電源 | 入力電源 | DC12V±10% |
環境条件 | 本体動作条件 | -20℃~60℃、20%~90%(結露なきこと) |
お見積もりの上、申込書をお送りします。お問い合わせフォームから見積もりをご依頼ください。
サービスを熟知した専門スタッフが、お客様をサポートします。
本サービスのシステム基盤は、電源系統から分かれている実マシン複数台で冗長構成を取っており、実マシン上で構成される仮想サーバにおいても冗長構成です。
必要に応じてリソース追加を行う運用となっており、常に容量は十分確保されています。また、リソース追加時はサービスダウンを伴いません。
データのバックアップについては、弊社の東西2ヵ所のデータセンターでバックアップファイルを保管しています。なお、バックアップサイトは、リアルタイムに切り替わるシステムは導入しておりませんので、災害等の理由でサービスが停止した際は、東西どちらかのバックアップファイルから復旧を行い、サービスを再開いたします。
Webシステムは、社内専門部署で脆弱性診断を年1回以上実施しています。
また、情報漏洩等の対策として、サービス開発や運営に関わるすべての部署でISMSを取得。運用ルールを規定して業務を行っています。
リモートI/O機器を必要台数分設置した場合、最大20~30台程度まで制御可能です。
いいえ、できません。出力を振り分けるためには、それぞれにリモートI/O機器をご用意する必要がございます。
トリガーとなる閾値が同じのため、信号は一斉送信となります。個別に優先順位をつけることはできません。
リモートI/O機器と室外機の結線方法等を工夫することで出力レベルに応じた動作を変化させることは可能です。ただし、空調機の運転設定はメーカによって様々なため、どこまで調整可能かは空調機側の仕様によります。
現時点では、弊社から推奨している端末はございません。
制御解除のタイミングは一斉です。個別に設定することはできません。