製品スペック
水田センサー MITSUHA「LP-01」
コストパフォーマンスに優れた水田センサー
水田センサー MITSUHA「LP-01」はセンサー部(センサーボックス)と通信部(通信ボックス)に分かれています。 ※1
センサー部には水位と水温センサーが搭載されています。測定した水位、水温データは通信部より無線通信(LoRaWAN®)にて無線基地局に送信します。
水田センサー MITSUHA「LP-01」設置イメージ
水田に打ち込んだパイプにセンサーを固定し、地面にセンサーボックスを、パイプの先に通信ボックスを設置します。
マニュアル・仕様書
機能仕様・諸元
項目 |
機能・性能 |
測定項目 |
- 水位
- 動作保証測定範囲:0 ~ 60.0cm
- 測定精度:±1.0cm ※1
- 分解能:0.1cm
- 水温 ※2
- 動作保証測定範囲:0.0 ~ 60.0℃
- 測定精度:±0.5℃ ※1
- 分解能:0.1℃
|
動作電圧 |
2.0V~3.2V(割合では無く電圧値、データ送信時に計測) |
送信タイミング |
端末起動時に初回送信し、その後は送信周期にて送信 |
送信データ |
水位、水温、バッテリ電圧 |
送信周期 |
30分ごと |
送信周波数 |
926.6~928.0 MHz/Class A(LoRaWAN®)※3 |
連続稼働時間 |
単三電池2本で1シーズン ※4 ※5 ※6 |
再送処理 |
なし ※7 |
- (※1)測定精度はセンサーチップのメーカー公表値となります。 そのため、測定環境によっては誤差が大きくなる場合があります。
- (※2)急激な温度変化がある場合には、一時的に実際の温度とずれることがあります。
- (※3)免許不要の電波を利用しています。
- (※4)周囲の気温変化により若干の変動があります。
- (※5)センサー購入時の標準乾電池使用でおよそ12ヵ月程度連続稼働します。
- (※6)バッテリ残量が2.0V以下になると、自動的に動作を停止します。
- (※7)障害物などで一時的にデータが送信できなかった場合、アプリ上では表示が欠損します。
屋内型無線基地局
TLG3901BLV2-8ch屋内LoRaWAN®ゲートウェイ
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小型で軽量
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モバイル通信(LTE/3G)モジュール搭載
- モバイル通信(LTE/3G通信網)を利用し、IIJ水管理プラットフォームへデータを送信
- SACM
- 無線基地局の設定、運用状況をクラウドから一元管理可能
※ゲートウェイ機器の集中管理サービス「SACM」(IIJ特許技術)を利用
SACMオフィシャルサイトへ
IIJ LoRaWAN®ソリューション
ご注意事項
- 無線基地局とセンサー間は見通しがよく、通信状況が良い場合は1~5km程度の範囲で通信が可能です。ただし、無線基地局とセンサーの間に建物や丘などの遮蔽物がある場合や、交通量の多い道路などの通信に影響する障害物がある場合は良好な通信ができない場合があります。
- 無線基地局は木造建物のできるだけ高所、及び、水田方向の窓際に設置してください。
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屋外型基地局を高所に設置することで、半径7~8kmの通信の実績もあります。また、電源の取れない屋外向けにDIYでソーラー基地局化して水田脇などに設置することも可能です。詳細はお問い合わせください。