インターネットのインフラについて
インターネットの
インフラについて
皆さんが普段使っているパソコンやスマホの情報を伝えるインターネットは、各地に設置されたサーバ(コンピュータ)とルータ(通信機器)、そしてそれをつなげるネットワーク(光ファイバー)でできています。
災害が発生すると、地震による揺れや津波でサーバ・ルータが設置された建物がつぶれてしまう場合があります。また、建物がつぶれなくても、電気が途絶えてしまうとサーバやルータは動かせません。
光ファイバーは各地の道路や鉄道沿いに張り巡らされていますが、これも地震や地滑りによって切れてしまうことがあります。いくらサーバ・ルータが正しく動いていても、光ファイバーが切れてしまってはどことも通信ができません。
インターネットを支えるために
インターネットを
支えるために
IIJはサーバやルータを設置し、それを光ファイバーで結ぶことによってインターネットを作っています。こうした会社はISP(インターネット・サービス・プロバイダー)と呼ばれます。世界にはたくさんのISPがあり、お互いを光ファイバーのネットワークでつないでいます。
IIJは災害時に備えて、皆さまのインターネット環境を支えるために、さまざまな取り組みを行っています。
03
海外拠点へのルートも二重化!
①東廻りルート ②西廻りルート
例)東京 - NYの場合
- ①東京 - Seattle - NY
- ②東京 - London - NY
02
国内拠点間ルートの二重化!
①太平洋ルート ②日本海ルート
例)東京-北海道の場合
- ①東京 - 北海道 直行
- ②東京 - 名古屋 - 北海道
01
主要拠点機能の東西分散化!
①東京エリア ②大阪エリア
東京エリアが被災した際、
IIJネットワーク網の主要機能が
大阪エリアへ切り替わる
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(1) 重要設備を複数の地域に分散
- ・重要なサーバを設置する場所を、関東・関西に分散し、大規模な災害に備えています
- ・日本各地の拠点との通信は、東京・名古屋・大阪で分散して中継しています
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(2) 各地をつなぐ通信回線を複数用意
- ・それぞれの拠点を接続する光ファイバーを、太平洋側・列島中央・日本海側と異なるルートに通しています
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(3) 世界と日本をつなぐ通信回線も複数用意
- ・海外との通信は、太平洋を越えて北米大陸向けに複数ルート。また、日本海を越えてヨーロッパルートも用意しています。
- ・海底ケーブルの陸揚げ場所も複数の地域に分散させています
これらの設備を管理するためのエンジニアも、東京だけでなく複数の地域に分散しています。
万が一、どこかの地方が大きな被害を受けるようなことがあっても、他の地方でのバックアップにより、日本のインターネットをできるだけ守れるような備えをしています。
いかなる時でも皆さまにインターネット環境をご提供し、必要な情報を必要な方のもとへ届けられるよう、IIJはこれからもインターネットを守り続けます。
いかなる時でも皆さまにインターネット環境をご提供し、必要な情報を必要な方のもとへ届けられるよう、IIJはこれからもインターネットを守り続けます。