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マイクロデータセンター

コンテナ型データセンター co-IZmoシリーズよりも小規模、屋内設置といった需要に応えるため、2021年にマイクロデータセンターを活用したエッジデータセンターソリューションの提供を開始しました。

Data Center Anywhere

“どのような場所にでも容易に設置可能”で、“運用の手間がかからないマイクロデータセンターを提供したい”というコンセプトで開発しました。

1.構築/拡張しやすい

短期間でスモールスタート、需要に応じた拡張が可能で、移転も容易

2. 運用しやすい

マイクロデータセンター製品に付属のDCIMアプリケーションまたはIIJの提供するリモート運用保守により、IT設備担当者の現地常駐が不要

3.経済的

  • 月額サービスで提供(機器購入も可能)
  • サーバルーム建設と比較して低TCO
  • PUE = 1.2 ※ の省エネ性能

※ PUE(Power Usage Effectiveness): データセンターの電力使用効率を示す指標。 データセンター全体の消費電力を、サーバなどのICT機器の消費電力で割った数値。 1.0に近いほど効率的とされます。

マイクロデータセンターの構成

マイクロデータセンターは以下図のように、データセンターに必要な機能(サーバスペース、電力供給、サーバ冷却、セキュリティ)が冷蔵庫大のサイズに凝縮されています。

Zella Pro 25 (屋内設置タイプ)
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マイクロデータセンター利用のシーン

マイクロデータセンターの特長を生かして、エッジコンピューティングの基盤としてだけではなく、ポータブルなサーバルームとしての用途も想定されます。

エッジコンピューティング基盤として

5G+エッジコンピューティング

スマートシティのIT・IoT基盤

マイクロデータセンターのエッジコンピューティング分散処理の基盤としての利用では、MEC (マルチアクセスエッジコンピューティング)などの用途が考えられます。5G基地局の近くに分散配置することで、超低遅延の処理を実現し、統合的な遠隔監視・運用が可能となります。

ローカル5G+MEC(マルチアクセスエッジコンピューティング)

5GやIoTなど、スマートシティを支えるテクノロジーと統合し、スマートシティのデジタル・IT基盤となる地方DC、エッジ・ローカルデータセンターとなります。複数のエッジデータセンターを統合してデータ利用者のそばでクラウド基盤を構築することで、レジリエンスを確保、需要に応じた迅速、柔軟な拡張が可能となります。ローカルエッジデータセンターのカーボンニュートラル化をオンサイトの再生可能エネルギーにより実現し、データの地産地消を目指します。

ポータブルなサーバルームとして

工場・プラントのデジタル・IT基盤

事務所・倉庫・店舗のサーバルーム

工場や生産プラントの敷地内にエッジデータセンターを設置し、スマート工場、ファクトリーオートメーション、ロボティクスなど、低遅延や大容量ストレージが必要なアプリケーションに利用します。また、エッジデータセンターやエッジデバイスの統合遠隔監視・運用により、運用リソースの削減も期待できます。
サーバルームがない屋外、倉庫、店舗、オフィス内などでも、場所を選ばず設置することができ、専用のサーバルームの新設工事に比べて、短期間で必要な分だけ設置が可能です。拡張性、運用のしやすさ、TCO削減といったメリットがあります。


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