Internet Infrastructure Review（IIR）Vol.5
2009年11月

一括ダウンロード[9.20MB]

• エクゼクティブサマリ[679KB]
  
  
• インフラストラクチャセキュリティ「米国および韓国における大規模DDoS攻撃」[1.81MB]
  

  今回は、2009年7月～ 9月の期間にIIJが対応したインシデントに関する報告ととともに、米国と韓国で複数のWebサーバを対象に発生した大規模なDDoS攻撃の詳細、CERT-FIで発表されたTCPの脆弱性の内容、SIPによる無言電話発生の仕組みを取り上げます。

  
  
• メッセージングテクノロジー「アジア地域を迷惑メール送信元にし続けないために、今すべきことは何か」[972KB]
  

  今回は、2009年第27週～第39週に検知した迷惑メールの割合の推移や送信元地域の分析とともに、迷惑メール対策のために行われている国際的な活動の状況と、送信ドメイン認証技術の普及度調査の結果を解説します。

  
  
• クラウドコンピューティングテクノロジー「移動通信機能NEMO BSを用いたゲスト計算機のライブマイグレーション」[954KB]
  

  効率のよい仮想環境を構築するには、仮想計算機の流動性を確保し柔軟に管理する仕組みが必要です。ここでは、IPv6ルータに移動通信機能を追加するNEMO BS技術を利用した、仮想計算機の移動方法を示し、その実験結果を考察します。NEMO BSを使うことで、ネットワークセグメントを越えた仮想計算機の移動が可能になります。

  
  
• サービスインフラストラクチャ「遠隔データセンタと、仮想化技術を活用した次世代サービス基盤NHNの導入」[7.02MB]
  

  NHN（Next Host Network）は、IIJが目指す次世代のサービス基盤です。NHNの導入によって、IIJでのサービス開発フローや設備増強のための需要予測が大きく変わろうとしています。ここでは、NHNを導入するにいたった背景、その設計思想や技術要素を説明します。

  
  
• インターネットトピック:マルウェア対策研究人材育成ワークショップ2009について[844KB]