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Internet Infrastructure Review(IIR)Vol.57
2022年12月
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今号は、定期観測「IIJインフラから見たインターネットの傾向 ~2022年」をはじめ、フォーカス・リサーチ(1)では「IIJの新バックボーンネットワーク『VX』」、フォーカス・リサーチ(2)では「社内情報分析基盤『illumino』」をご紹介します。をご紹介します。

全体(一括)
エクゼクティブサマリ
定期観測レポート「IIJインフラから見たインターネットの傾向 ~2022年」

インターネットサービスを提供するIIJは、国内でも有数規模のネットワーク・サーバインフラを運用しています。ここでは、その運用によって得られた情報から、この1年間のインターネットの動向について報告します。特に、BGP経路、DNSクエリ解析、IPv6、モバイルの各視点から変化の傾向を分析しました。

フォーカス・リサーチ(1)「IIJの新バックボーンネットワーク『VX』」

2022年6月、IIJは広帯域で柔軟なクラウド接続を実現する新たなネットワークサービス「IIJプライベートバックボーンサービス/SmartHUB(以下SHBサービス)」を開始しました。本サービスの提供にあたり「VX(Virtualization eXchange 社内呼称:ブイエックス)」と呼ばれる新たなバックボーンネットワーク基盤を構築しました。ここでは従来のバックボーンネットワークとの違いやVXの概要・構築に至った経緯について解説します。

フォーカス・リサーチ(2)「社内情報分析基盤『illumino』」

近年はデータを活用するソリューションの進化が急速に進み、「大量のデータを効率的に管理」し「高度な分析」を実現することが以前に比べて容易となっています。一方で、各システムでそれぞれに導入する場合は、必要になるコストと管理・分析のノウハウが分散するという課題が生じていました。そこでこれらの課題を解決するために、IIJではデータの管理と分析を「低コスト」で「容易」に導入できるような共通プラットフォームを構築しました。それが社内情報分析基盤「illumino」(イルミノ)です。ここでは、本基盤の機能と、これまで解決した課題と方法を紹介します。

  • (※)本号で紹介している事項は記事初出時点の情報に基づいたもので、これらはアーカイブとして掲載しています。

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