ページの先頭です
2016年12月12日
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774 東証第一部)は、お客様のインターネット回線やサーバなどのネットワークシステムをDDoS攻撃から防御する「IIJ DDoSプロテクションサービス」において、テラビットクラスの大規模な攻撃に対応する広帯域の新品目を追加し、2017年1月17日より提供開始いたします。
IIJ DDoSプロテクションサービスは、IIJのバックボーンネットワーク内に分散配置したDDoS対策システムにより、お客様のネットワークに向けた攻撃を検知、防御するフルマネージド型のサービスです。複数のシステムやボットネットから大量のリクエストを送り付けることで、ネットワークシステムやWebサービスを機能停止に追い込むDDoS攻撃は、年々その規模が拡大し、ビジネスに多大な影響を与えています。この現状を受け、IIJでは国内外のバックボーンネットワークに分散配置したDDoS対策設備の増強をはかり、より大規模な攻撃に対応するとともに、大手金融機関、データセンター事業者やサービスプロバイダ、一般企業など、お客様の業種・業態に合わせた機能をパッケージ化し、新たな品目として提供します。お客様は、防御する回線帯域や監視ポリシー(プロファイル)の数、サポート体制レベルなど、自社のシステムに最適なサービスを選び、大規模なDDoS攻撃に備えることが可能となります。
今回のサービス拡充の主な特長は、以下のとおりです。
昨今のネットワーク帯域及び攻撃拠点など攻撃規模の拡大に対応したDDoS対策設備の増強を行っています。これにより、国内外の攻撃に対して、その攻撃拠点に最も近いDDoS対策設備にて防御を行います。また、正常な通信についてはクリーンなネットワークを通して、お客様ネットワークへ安全に通過させます。
新たな品目ではIPアドレス数による制限を撤廃し、お客様が契約しているインターネット回線の接続帯域全体を保護します。また、IIJバックボーンネットワーク内の設備で攻撃を検知・防御するため、一般的なDDoS対策サービスに比べて保護帯域のアドレス空間が広く、ISPやサービスプロバイダ、大規模システムを構築されている一般企業のお客様にとって、導入しやすいというメリットがあります。
既存の品目では、お客様のネットワーク環境にトンネル終端用ルータを設置する必要がありましたが、新たな品目ではルータの設置が不要となります。これにより、シンプルなネットワーク構成で、DDoS対策を導入することが可能です。
金融機関・コンテンツプロバイダー、データセンター事業者、一般企業、公共・自治体など、様々なお客様のご要望を想定したサービス品目です。お客様は、必要な防御回線帯域や監視ポリシー数、サポートレベルから、お選びいただけます。また、一部のISP事業者様向けに、攻撃の検知・監視のみのサービスも用意しています。
品目 | 提供機能の詳細 |
---|---|
タイプP |
|
タイプX |
|
タイプE |
|
タイプD |
|
タイプM |
|
IIJは今後も、「安全をあたりまえに」をコンセプトとするセキュリティ事業ブランド「wizSafe(ウィズセーフ)」の下に、お客様が脅威を意識せず、インターネットを安全に利用できる社会の実現を目指してまいります。
株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム
プレスリリースのメール配信(報道関係者向け)について
プレスリリース公開時にメール配信を行っています。ご希望の方は以下のフォームよりお申し込みください。
取材のお申し込みについて
取材のお申し込み/お問い合わせは、広報部にお電話またはメールでご連絡いただくか、以下のフォームよりお申し込みください。
ページの終わりです