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IIJ、セキュリティスペシャリスト育成プログラム「IIJセキュリティ教習所」に新任セキュリティ担当者向けの基礎コースを新設

経験豊富なエンジニアが、組織に求められる実践的セキュリティ対策をリモート演習で指導

2023年4月14日
株式会社インターネットイニシアティブ

PDF [165KB]

当社は、セキュリティスペシャリストを育成する独自教育プログラム「IIJセキュリティ教習所」に、新たに「セキュリティ対策基礎 実践コース」を開設し、本日より受講生の募集を開始いたします。本コースは、新任のセキュリティ担当者や情報システム担当者を対象とし、組織に求められるセキュリティ対策の基礎を仮想環境を使って実践的に学ぶ3日間のリモート研修となっています。

また本コースは、IIJセキュリティ教習所の既存の2コース「インシデントハンドリング実践コース」および「攻撃技術理解・防御 APT対策基礎コース」とともに、経済産業省令にて定められた情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)(※1)の特定講習(※2)に認定されています。(特定講習番号23-007-040)。

  • (※1)情報処理安全確保支援士(登録セキスペ):セキュリティに関わる最新の知識・技能を備え、企業や組織のサイバーセキュリティの確保を支援する専門人材であることを示す国家資格。
  • (※2)特定講習:登録セキスペに3年に一度受講が義務付けられている講習を民間事業者等が行うもので、IPA(情報処理推進機構)が行うサイバーセキュリティに関する講習と同等以上の効果を有する講習として、経済産業省令で定められたもの。

背景

サイバー攻撃が日々高度化する一方で、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表している「情報セキュリティ白書2022」によると、企業の9割でセキュリティ人材が不足しており、その数は約4万人に上ります。こうした社会課題を踏まえ、当社はセキュリティ人材の育成を支援する教育サービスとして、2022年より独自の教育プログラム「IIJセキュリティ教習所」を開始いたしました。

今回開設する「セキュリティ対策基礎 実践コース」は、既存の「インシデントハンドリング実践コース」、「攻撃技術理解・防御 APT対策基礎コース」に比べて、より基礎的なプログラムを中心に構成しており、情報システム部門の担当者になる方だけでなく、コンプライアンスやセキュリティマネジメント部門など組織のセキュリティを担当する方々を幅広く受講対象としています。WindowsやLinuxサーバにおけるセキュリティ設定などの3日間のリモート演習プログラムをとおして、実践的なセキュリティ対策の基礎を学ぶことが可能です。

「セキュリティ対策基礎 実践コース」の特徴

IIJのベテランエンジニアが、組織に求められるセキュリティ対策について様々な観点から解説

セキュリティサービスの豊富な運用経験を持ち、セキュリティアナリストの教育にも長く携わってきたIIJのセキュリティエンジニアが講師を務め、組織に求められる有効なセキュリティ対策について様々な観点から解説します。

世界中で採用されている「CompTIA CertMaster Labs」をベースに、独自の実習コンテンツを提供

米国に本部を置くIT業界団体「CompTIA」が提供し、世界中の様々な機関で採用されている学習ツール「CompTIA CertMaster Labs for Security+」を実習環境として採用しました。本ツールには、セキュリティに関する知識を幅広く習得するために有効なCompTIAの多数のコンテンツに加え、IIJセキュリティオペレーションセンター(SOC)でのインシデント対応やサービス運用で得られた知見をもとに作成したIIJ独自の演習も用意し、より実践的な知識が習得できます。

なお、本ツールは、受講から約1年間追加費用なしで利用できるため、受講終了後も学習を続けることが可能です。

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の特定講習として認定

当コースは、既存の「インシデントハンドリング実践コース」、「攻撃技術理解・防御 APT対策基礎コース」とともに、経済産業省令にて定められる情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の特定講習として認定されています。なお、登録セキスペではない方や、これからセキュリティ業務に従事される方、CSIRT(※3)の立ち上げ、セキュリティオペレーションセンターの導入を検討されている方など、セキュリティの基礎知識を習得したい方も幅広く受講いただけます。

  • (※3)CSIRT(シーサート):Computer Security Incident Response Teamの略で、コンピュータセキュリティに関わるインシデントに対処するための組織の総称。

「セキュリティ対策基礎 実践コース」概要

プログラム内容
  1. 基礎知識講義
  2. セキュリティ対策を検討する際のポイント解説
  3. WindowsサーバやLinuxサーバにおけるセキュリティ設定(セキュアなサーバ設定・インシデント発生時に必要となる情報収集など)
  4. 演習内容に関する課題発表
習得知識/スキル 学習ツールを用いた演習をとおして、WindowsサーバやLinuxサーバに用意されている機能を活用した適切なセキュリティの設定、インシデント発生時の初動対応、再発防止策の提案といった、インシデントハンドリングに必要な基礎的な知識やスキルが習得できます。
実施形式 オンライン研修(個人演習形式)
定員 2名から開催
  • (※)最少開催人数の2名に達しない場合、中止または延期となる可能性があります。
研修期間 3日/10:00~18:00
受講価格 149,600円(税込)/人
提供開始 第1回 2023年5月15日~5月17日(本日より申し込み受付開始)

「セキュリティ対策基礎 実践コース」イメージ

「IIJセキュリティ教習所」プログラム概要

エンドースメント

IIJが提供を開始する「セキュリティ対策基礎 実践コース」において、CompTIAが提供する「CompTIA CertMaster Labs for Security+」を採用いただいたことをとてもうれしく思います。この「セキュリティ対策基礎 実践コース」に用いられるCompTIA CertMaster Labsは、実際のソフトウェアやアプリケーションなどをブラウザーベースの仮想環境で実行し、実践的なハンズオントレーニング実施できるトレーニングツールです。

「CompTIA CertMaster Labs for Security+」では、実際の業務に沿ったシナリオのため、業務におけるスキルを学習することも可能です。すべてのアクティビティには、評価付きのアセスメントが含まれているため、学習者からの入力に基づきスコアやフィードバック、ヒントを提供し、最終的には、それぞれのジョブタスクの最も正確で効率的な方法を理解し、スキルを身に着けることができます。今回のコースでは、IIJの知見を基に独自演習も用意され、より実践的な知識が習得でき、CompTIA CertMaster Labsとの相乗効果を期待してやみません。

DX時代がもたらす目まぐるしい技術変革において、利便性が向上する半面、お客様が抱えるセキュリティリスクは増大しています。お客さまに安心して頂けるセキュリティ運用を提供する上において、今回、IIJが提供を開始する「セキュリティ対策基礎 実践コース」は、より深い知識・高度な技術を身に付けていくことが実現できるものと存じます。今後の技術革新にも追従し続けていけるような人材育成には最良のトレーニングであることは間違いありません。是非、多くの方にご利用をいただけましたらと存じます。

CompTIA APAC VP/日本支局 支局長
ピーター スコルクワイク

IIJは今後も、「安全をあたりまえに」をコンセプトとするセキュリティ事業ブランド「wizSafe(ウィズセーフ)」の下に、インターネットを誰もが安心して安全に使える社会インフラへと発展させるべく、活動してまいります。

報道関係お問い合わせ先

株式会社インターネットイニシアティブ 広報部

〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム

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