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開発外注時のリードタイムや調整の手間、コストなどの課題を解決
2023年12月19日
株式会社インターネットイニシアティブ
当社は、オンプレミスとクラウドをつないでデータ連携を実現する「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」(※)において、データ連携開発に必要な作業の内製化を支援するメニュー「データエンジニアリング」を、本日より提供開始いたします。
IIJクラウドデータプラットフォームサービスは簡単・セキュア・低コストにデータ連携を実装できるサービスですが、今回リリースするメニューを活用することで、より確実にデータ連携の内製化を推進していただけます。お客様はデータ連携に求められる環境構築やデータ連携処理フローの作成といった開発作業を、外部ベンダ等に任せることなく自社で行えるようになるため、スピーディかつ低コストにデータ利活用を始めることができます。データ連携開発に必要なスキルの定着までをサポートするため、システム構築やデータ連携に知見がないお客様でも安心してデータ利活用の基盤づくりが可能になります。
近年、企業ITシステムのクラウドシフトが進み、オンプレミスと複数のクラウドサービスを併用するマルチクラウド環境が一般的になってきており、データ駆動社会を見据えた企業の競争力向上のためには、各所に分散するデータを自在に連携し、活用することが求められています。しかし、マルチクラウド環境においては、システム間のデータ連携が複雑化し、データ連携のインターフェースの開発にコストや時間がかかることや、オンプレミスに蓄積された機密性の高いデータを、クラウド上でセキュアに扱えるようにすることが課題となっています。そこで当社は2022年12月に、オンプレミスとクラウドなど複数のシステム間のデータの流れを集約し、90種類以上のサービスに対応した連携アダプタやノーコードでのデータ連携処理フロー開発機能によって容易にデータ連携を実現する「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」をリリースしました。
一方で、当社が直近に実施した50社のお客様への調査によると、約6割の企業がデータ連携部分の開発をSIerなどのベンダに外注しており、リードタイムや調整の手間、コストなどが大きな課題となっていること、またデータ連携開発を自社対応することでデータ利活用の応用範囲を広げたいといった内製化への強いニーズがあることがわかりました。そのため、当社では、IIJクラウドデータプラットフォームサービスを活用するお客様のデータ連携の内製開発力を高める学習プログラムを提供し、外部ベンダに頼らないデータ連携環境の構築を支援する「データエンジニアリング」を提供することといたしました。
「ヒアリング」「学習」「スキル定着」「アフターフォロー」のフェーズ別に支援プログラムを用意し、お客様の開発体制を確認したうえで、環境や技術レベルにあわせたトレーニングメニュー、およびハンズオン環境を用意します。お客様は自社環境に即したプログラムでフロー開発を学習いただけます。
本サービスに精通した専任エンジニアがトレーニングを実施します。本トレーニングでは、例えば「販売データベースやエクセルファイルなどのデータソースから会計システムや分析SaaSにデータ連携できるようにしたい」といった、お客様個別の目的に合わせてカリキュラムや演習課題を作成し、結果に対しての適切なフィードバックを行います。さらにお客様環境でのデータフロー開発も一定期間サポートすることで、スキルの定着を図ります。
ヒアリング 学習スケジュールの策定 ~ハンズオン環境準備 |
お客様の開発体制を確認し、適切な学習スケジュールの策定を実施します。また、お客様の業務関連システムのハンズオン環境を準備します。 |
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自学習 学習コンテンツの提供 |
データ連携開発におけるスキル定着に向けた各種コンテンツ(動画、書籍)をお客様にご提供します。コンテンツ選定も適切に行い、必要十分な学習環境をご提供します。 |
スキル定着 手厚い技術サポート |
スキル定着のための演習課題をご提供し、実際にお客様にてフロー開発を実施いただきます。専任エンジニアがフロー例の提示と解説を行うなど、手厚い技術サポートをします。 |
アフターフォロー サンプルフロー製造やQA対応 |
実際のお客様業務システム間のデータ連携フローの開発に着手いただきますが、一定期間、技術的な相談ができる体制を準備し、サンプルフローの製造やQA対応をします。 |
500,000円~
IIJは今後とも、お客様が安全かつ手軽にデータ利活用を促進できるよう、サービス開発を積極的に進めてまいります。
株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
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