インタビュー

【後編】IIJ社員に聞いてみた!新人研修の魅力と着任後の成長支援

こんにちは!人事部採用担当の里見です。
前編では、IIJへ入社した後の研修や現場配属後の支援について、新人研修の担当者と営業職で活躍するお二人にお話を伺いました!
前編はこちらからご覧いただけます。

後編では、技術職として活躍されている入社2~3年目の社員にインタビューし、新人研修や現場着任後の支援について技術職ならではの視点でお話しいただきました!
IIJへ入社後の働く姿を想像してみてくださいね!

プロフィール

▶宅野 海希(たくの かいき)
2022年新卒入社

ネットワーク本部 エンタープライズサービス部
情報系学部出身の技術職
「IIJディレクトリサービス for Microsoft」サービスを担当。入社翌年からはDWPサービスで利用する設備・ツールの開発・運用業務に従事。

◀和田 智弘(わだ ともひろ)
2023年新卒入社

ITサービスインテグレーション本部 ITサービスインテグレーション4部
非情報系学部出身の技術職
顧客の要件をヒアリングし、ネットワークシステムの設計・構築を担当。構築段階では、実際のネットワーク機器に設定を投入し、要件を満たしていることを確認する作業を担当。

▶鈴木 汐音(すずき しおん)
2023年新卒入社

プロフェッショナルサービス第二本部 クラウドインテグレーション2部
文系学部出身の技術職
SI事業にてアプリケーション系サービスの運用業務に携わり、担当案件にて製造やテストといった工程の業務を担当。

新人研修に参加した若手社員に聞いてみた!

技術研修の具体的な内容

  • ネットワーク
  • OS
  • その他技術 ※ITMS、セキュリティ、クラウドなど
  • 総合演習

  • (参考)入社後1年間の新人のフォローアップスケジュール
    ※本記事で紹介している研修の時期や内容は、毎年の状況に合わせて調整しているため、変更の可能性がございます。

    新人研修で学んだことは現場着任後に役立ちましたか?

    和田:私はネットワークの構築をメインで担当しているため、総合演習は直接的に役に立ちました。もともと情報系の学部出身ではないため、イメージしにくかったネットワークの概念を一通り理解することができたのもよかったと思います。

    鈴木:全職種共通の研修では、ビジネスマナーの研修や、自分の考えを整理して伝える方法を学ぶ研修があり、社内のコミュニケーションなどですぐに役に立ちました。技術研修では、 実機を触ってネットワークを構築する総合演習があります。今、私はアプリケーションの業務を担当していますが、インフラチームともかかわることが多いため、ネットワークの根幹を知ることができて良かったと思います。

    宅野:私は大学で情報系の学部に所属しており、技術研修の内容は大学時代に学んだ内容の振り返りのような感じでした。業務に直接かかわらない内容も含めて、幅広く知識を得られることが魅力だと思います。

    研修中に苦労したのはどのようなことですか?

    宅野:総合演習では、実際のネットワーク機器を触る機会がありました。設定自体は正しいはずなのにうまく動かず、頭を悩ませたこともありましたが、周囲と協力し試行錯誤しながらやり遂げたことで充実した時間だったと感じます。

    和田:技術研修は、短い期間に多くの内容が詰め込まれていました。知らない単語も多く、インターネットで調べたり、同じグループの情報系学部出身の同期に聞いたりして進めていきました。

    鈴木:総合演習は、グループに分かれて取り組んだのですが、新型コロナウイルス感染症で参加が難しくなったメンバーもおり、コミュニケーション面で苦労しました。技術研修は密度が高く、内容のレベルも高いため非常に苦労しましたが、同期の中でも比較的詳しいメンバーや講師に聞くなどして乗り越えていきました。

    着任後は、どのように業務に慣れていきましたか?

    宅野:業務において様々なタスクを与えられますが、知らない単語などがたくさん出てきます。私は、気になることをそのままにしておけない性格なので、一つひとつ調べながら進めていきました。家に帰ってから手元にある実機を触って調べてみたこともあります。

    和田:新人研修修了後、着任先で3ヵ月程度の新人研修プログラムが用意されており 、週の半分が研修プログラム、もう半分が実案件の同行というような流れで進んでいきました。12月ごろに、当初からかかわっていた案件がひと段落し、ある程度業務の流れを理解することができました。また、日報として1日の終わりに学んだことや次の日のタスクなどをMicrosoft Teamsに投稿する文化があり、インプットだけでなくアウトプットする場があったので、より学びに繋がったと感じています。

    鈴木:着任後は、3ヵ月程度Javaの研修があり、未経験でも一から学ぶことができました。10月ごろから少しずつタスクが振られるようになり、毎日コードを書くようになったため、年末ごろには少し書けているかも?と自分でも思えるようになりました。

    入社前に勉強しておいてよかったこと、勉強しておけばよかったと思うことはありますか?

    宅野:大学で学んだLinuxの知識や、基本的なコマンドの使い方は1年目の業務で役に立ちました。ただ、ITって一言で言ってもとても広いので、学生の間にすべてを勉強しつくすことはできません。会社に入ってタスクを与えられてから初めて勉強するという流れでも全く問題ないと思います。

    和田:サーバは、自分で構築することができるので、ある程度学生のうちに経験をしておいたらよかったと感じています。

    鈴木:私は技術に触れたことが無かったため、入社後は研修で使ったテキストを用いながらキャッチアップを進めていました。入社前にProgateなどのWebサイトでプログラミング言語に触れていたら業務における大変さが少し薄れていたかもしれません。

    IIJへの入社を考える学生の皆さんへメッセージをお願いします。

    和田:私自身が学生の時、IIJは成長できる機会が多そうだと思っていましたが、実際に入社してみてギャップはありませんでした。裁量権があり、与えられた仕事にきちんと取り組んでいれば自由にチャレンジできるなど、働きやすい環境です。

    宅野:皆さんには、ITに興味を持っていただけたら嬉しいです。本屋さんに行くと技術の情報やトレンドが分かって面白いですよ。とはいえ、学生のうちはあまり勉強しなくても大丈夫です。しっかり遊んでおきましょう。

    鈴木:私と同じように、文系出身でIT企業に就職することを不安に思っている方もいらっしゃると思います。IIJでは周囲の人たちが新卒社員を育てようという気持ちで接してくださるので、あまり不安に思わなくても大丈夫です。入社してからの期間の方が長いので、あまり気負わずに、着実に0から積み上げていただければと思います。



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