インタビュー

【前編】IIJ社員に聞いてみた!新人研修の魅力と着任後の成長支援

こんにちは!人事部採用担当の増田です。
新卒採用担当として学生の皆さんとお話をする中で、IIJへ入社後の研修や着任後の支援について詳しく知りたいというお声を多くいただきましたので、2回に渡り、新人育成の担当者、実際に新人研修を受けた入社2~3年目の社員にお話を伺っていきたいと思います!

前編では新人研修の担当者と営業職で活躍する2名にお話を伺いました!
IIJへ入社後の働く姿を想像してみてくださいね!

プロフィール

新人研修担当に聞いてみた!

(参考)入社後1年間の新人のフォローアップスケジュール
※本記事で紹介している研修の時期や内容は、毎年の状況に合わせて調整しているため、変更の可能性がございます。

着任までに学べることは?

加藤:人事部主催の研修は大きく2つあり、1つ目が全職種共通の研修(4月実施)、2つ目が技術職向けの技術研修(5月~6月初旬実施)です。
全職種共通の研修では、会社理解を深め、ビジネススキルを実践的に習得し、技術に関する基礎知識(技術導入)を身に着けていただきます。
修了後は、営業職・スタッフ職・ビジネスサポート職は配属部署へ着任となります。
技術職は1ヵ月間の技術研修へと移ります。この技術研修では知識のインプットだけではなく、現場で活かせるような実践の機会も提供しています。最後のまとめとして実施する総合演習では、要件に適したネットワーク・サーバー環境の設計・構築とその動作検証をしてもらいます。学生時代の経験の有無を問わず、自分なりの強みを発揮し様々なスキルを身に着けることが出来ます。

【技術研修の具体的な内容】

  • ネットワーク
  • OS
  • その他技術 ※ITMS、セキュリティ、クラウドなど
  • 総合演習

  • 2つの研修では、「自律型人材になるための基礎作り」というテーマを据えています。ここでの「自律」とは、業務の完遂や自身の成長に向けて、自らが考え、判断し、行動できるようになることを意味しており、IIJで活躍するために重要な要素です。
    新人の皆さんには、ぜひ「自律」を意識しながら前向きに研修に臨んでもらいたいです!

    配属部署へ着任後の支援はありますか?

    加藤:全ての新人に部署の先輩がトレーナーとしてつき、業務を通じた成長支援をしてくれます。また、部署によっては独自の新人向け育成施策を企画・実施しており、その部署の実務に即した内容を提供してくれています。
    人事担当による支援も継続的に行います。7月末から9月にかけて、人事部の新人育成担当が新人一人ひとりと面談を行います。着任から3ヵ月ほどが経過すると、徐々に業務にも携わっているタイミングなので、仕事内容や職場環境などにおける話を聞き、悩みがあれば解決できるような手助けをするなどし、順調に立ち上がれるよう伴走しています。

    その他、営業職・技術職は必須、スタッフ職・ビジネスサポート職は任意参加となっているプロダクト企画研修が、10月に2日間かけて実施されます。本研修では、身の回りの課題を分析し、その解決策を立てます。リーンキャンバスというフレームを用いて多角的に考える経験を積んでもらいます。企画業務に関わらない新人でも、日々の業務における課題解決力を養っていただけます。
    また、翌年1月頃には1年の締めくくりとして1年目フォローアップ研修を実施しています。今までの業務・成長を振り返り、2年目に向けて必要なマインド・スキルを学んでいただきます。

    新人研修に参加した若手社員に聞いてみた!

    新人研修で学んだことは現場着任後に役立ちましたか?

    福田:名刺交換など在学中に学ぶことが出来ないことを、研修として実施してもらえたことが役に立ちました。初めて顧客先へ訪問した際にも、安心して臨むことが出来たと感じています。
    また、非情報系出身ということもあり、ゼロからITについて勉強する必要があり、何もわからない状況でしたが、「ネットワークとは」から始まり、基礎知識を身に着けることが出来ました。もちろんすべてを学べたわけではないですが、実際の業務に入っても何もわからないわけではなく話していることのイメージが沸くような知識を身に着けることが出来たと思います。

    馬場:顧客は情報システム部門であることがほとんどなので、営業職であっても技術導入研修である程度の知識を身に着けることができ、現場着任後も役に立ったと感じています。

    研修中に苦労したのはどのようなことですか?

    福田:2ヵ月という短い時間の中で、IIJについてやビジネスマナーについてだけでなく技術基礎など様々な知識を身につけなければならず、学ぶことがとにかく多かったことに苦労しました。
    同様に非情報系出身の同期とはわからないことについて相談しながら、情報系出身の同期にも協力を仰ぐなどして何とか研修期間を乗り越えることが出来たと思っています。

    馬場:全職種共通の研修の総まとめであるIIJ杯(※)では、顧客へのヒアリングから提案まで行う必要があり、ビジネスマナーのみならずIIJのサービスについても知識を深めなければならず、限られた時間の中で同期と協力してやりきるのには苦労をしました。 ただ、そのおかげで、顧客先を訪問した際も恥ずかしい思いをすることがなかったです。研修当時は膨大な情報を処理する必要があり、理解が間に合っていないと不安になることもありましたが、実務を通して研修が役に立っていると実感しています。

    ※IIJ杯・・・仮想の顧客企業から課題を聞き出し、その課題にマッチするIIJサービスを提案する、2日間のグループワーク。

    入社前に学んでおけばよかったと感じることはありますか?

    福田:ITパスポートについては取得をしておいてよかったと感じています。研修中、とにかくわからないことだらけではありましたが、用語などはなんとなく理解することができました。ただ、入社後の研修や着任後も先輩がわからないことなどを親身に相談に乗ってくれる環境があったので、安心して知識をキャッチアップすることが出来たと感じています。

    馬場:内定時、採用担当の方から「学生生活を楽しんで!」という言葉をいただいていたので、存分に楽しんで入社しましたが問題ありませんでした。研修や着任後のサポートがしっかりしていたので入社間もないころから組織の一員として頑張ることが出来ました。業務から学ぶことも多いので入社後から学び始めれば、十分に活躍できると思います!



    後編では、技術職として活躍する3名の社員にお話を伺います!
    公開を楽しみにお待ちください!