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2017年12月4日
IIJでは今年より「NPO法人 シオヤレクリエーションクラブ(以下SRC)」を支援しています。SRCは、障がい者と健常者の垣根なく、誰もが一緒に参加できる陸上教室を提供するために誕生しました。
障がい者の指導スタッフや競技支援スタッフが不足している等の問題から、障がい者が健常者と同じ環境で活動できる場は少ないのが現状です。例えば、障がいを持たれたお子さまがほかの兄弟と揃って遊びやスポーツに参加したくても、そのような場を見つけることはなかなか困難です。そこで、より多くの方が一緒に活動できる環境を提供するため、SRCは「今までできなかったことを可能にしていきたい」という思いから設立されました。
現在、SRCには約90名が所属し、そのうちの7割は障がいを持った方々です。小学生向けには「かけっこ教室」、中高生や社会人向けには種目に合わせた練習が行われ、障がいの有無に関係なくみなさんが一緒に練習しています。所属選手の中には、国内外の大会に参加し、素晴らしい記録を残している選手も多くいます。そのほか、SRCでは兄弟や家族で参加できる田植えやスキー教室などのレクリーションを開催しており、その活動の幅を広げています。
IIJは社会を支える一員として、年齢、性別、身体的な特徴等に関係なく誰もが活躍できる豊かな社会づくりの一助となるため、SRCの理念に共感しスポンサーとして支援を行っています。
塩家 吹雪
NPO法人 シオヤレクリエーションクラブ理事長
世界陸上選手権やパラリンピックなどにおいて、陸上競技選手の伴走を務める。
2012年ロンドンパラリンピック 日本代表コーチ。
「SRC所属選手は、2020年の東京パラリンピックに向けてチーム一丸となり全力で頑張っています。選手たちの活躍をぜひ応援してください。」
吉川 琴美
「今年スイスで開催されたWPA世界陸上競技ジュニア選手権大会の200mで銅メダルを獲得しました。来年は、ジャカルタでアジアパラ競技会が開催されます。日本代表として出場できるよう、日々練習に励んでいます。」
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