クモノスコーポレーション株式会社 様
3D計測データを容易に活用できるクラウドサービスをAzureで構築
顧客からの問い合わせが増え、ビジネスの幅が拡大
3D計測ビジネスにおけるトップランナーのクモノスコーポレーション株式会社では、3D計測データを活用したプラットフォームサービスを開発した。しかし3D計測データはデータ量が非常に大きく、特別なPC環境がないとデータの二次利用が難しかった。そのため一般的なPC環境から誰でもデータを利用できるクラウドプラットフォームの開発を検討。そのインフラとしてMicrosoft Azureの導入を選択し、IIJの支援のもと3D計測サービスを開始した。データの利用シーンの幅が広がった結果、複数のディストリビューターとの代理店契約がまとまるなど、大きなビジネスインパクトをもたらした。
導入の背景
3D計測データの利便性を高めたいという顧客ニーズへ対応
- 3D計測データは容量が大きくハイスペックPCが必要なため、顧客内特定の人の利用に限られていた
- 顧客PC環境に依存しないサービスの提供により、データの利活用を広げたかった
- これまでクラウド利用の経験が少なく、サービス立ち上げのハードルが高かった
選定の決め手
ネットワーク・クラウド両面での高い技術力と運用時のサポート体制が決め手
- ソフトウェアのシステム要件によりMicrosoft Azureを選定
- ネットワークに加え、クラウドの構築スキルと実績が豊富なIIJの技術力を評価
- システムの改善や今後の拡張サポートなど、幅広い運用体制も魅力
導入後の効果
顧客の様々な利用シーンに適応しビジネスが成長
- 通常のPCでも3D計測データが動作することを実感、メタバース等の二次利用が加速
- クラウドサービス展開によりディストリビューターとの代理店契約も増えた
導入したサービス・ソリューション
お客様プロフィール
クモノスコーポレーション株式会社
本社：大阪府箕面市船場東2-1-15
設立：1995年3月
1995年に設立され、日本の3D計測ビジネスの先駆者として、道路や建物、寺社仏閣から工場など、圧倒的な計測実績を有している。計測データを活用した3DコンテンツやICTソリューションを通じて、インフラの維持管理や災害対策、顧客のDX構想に貢献している。
※ 本記事は2023年4月時点の内容を基に構成しています。
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