IIJ GIOベストプラクティス - デザインパターン【可用性】
ロードバランサを使用したサーバの冗長化
仮想サーバを複数台配置し、ロードバランサを用いて負荷を振り分けるのが「ロードバランサを使用したサーバの冗長化」です。サーバに障害が起きてもシステム全体としては稼働を続けることができるため、可用性を向上できます。
解決できる課題
- サーバ障害に対する可用性を向上させたい。
デザインパターンの概要
- IIJ GIOインフラストラクチャーP2 パブリックリソースのロードバランサを利用し、アクセスを各サーバに振り分けます。
- ロードバランサにはヘルスチェック機能(サーバが正常に稼働しているかどうかを確認する機能)があり、正常に稼働していないサーバには処理を振り分けません。
- 1つのサーバに障害が起きても、残りのサーバを使って処理を続行できます。
このデザインパターンのメリット
- 1つのサーバに障害が起きたとしても、システム全体としては稼働を続けることができるため、可用性を向上できます。
- 共用タイプのロードバランサは無償で提供され、転送量とサーバ費用のみでサーバの冗長化が実現できます。
※共有ロードバランサは2016年春より提供予定
- 専有タイプのロードバランサは、L7レベルのバランシングなどの高度な設定が可能です。
補足
- IIJ GIOインフラストラクチャーP2 パブリックリソースの仮想サーバはハードウェア障害時に別筐体で再起動されます (専有タイプは除く) 。
- 災害対策として、データセンターレベルで冗長化を図る場合は、デザインパターン「可用性:データセンターレベルの冗長化」を参照してください。
関連情報
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