IIJ GIOベストプラクティス - デザインパターン【データベース】
リードレプリカのスケールアウト(データベースの負荷分散)
複数の参照専用のデータベースを作成し、参照トラフィックを分散処理することによってマスターDBの負荷を軽減するのが「リードレプリカのスケールアウト」です。参照専用のリードレプリカをスケールアウトすることにより、データベース全体の性能を向上させます。
解決できる課題
- データベースの負荷分散を実現したい。
デザインパターンの概要
- リードレプリカとは更新用データベース(マスター)からレプリケーションされた参照専用のデータベースです。
- アプリケーション側で更新用データベースと参照用データベース(リードレプリカ)を使い分けることにより負荷分散を実現します。
- ロードバランサを利用して、参照用アクセスを分散し性能を向上させることができます。
- トラフィック量に応じて、リードレプリカの台数を増減できます。
このデザインパターンのメリット
- 参照専用のデータベースを複数作成することにより更新用データベースへの参照負荷が軽減され、データベース全体の性能が向上します。
補足
- レプリケーションを構成するサーバのスペックを合わせることを推奨します。
- リードレプリカをスケールアウトする際はデザインパターン「データベース:オンラインDBの複製」を参照してください。
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