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IIJ GIOベストプラクティス - デザインパターン【データベース】

MySQLレプリケーションとMHAによる高可用性構成

MySQLデータベースサーバを複数稼働させることにより、可用性を向上させるのが「MySQLレプリケーションとMHAによる高可用性構成」です。低コストでマスターデータベースの稼働監視から自動フェイルオーバーまでを実現します。

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解決できる課題

  • MySQLデータベースを低コストで冗長化したい。

デザインパターンの概要

  • MHAとはMySQLのマスター障害時に最新のスレーブをマスターとして昇格させ、自動的にマスターのフェイルオーバーを行うオープンソースのツールです。
  • MHAは監視用のMHAマネージャとMySQLデータベース(マスターとスレーブで構成されるMySQLレプリケーション)で稼働します。
  • MHAマネージャがマスター障害を検知すると、スレーブのうち1つを新しいマスターに昇格させデータベースの稼働を継続します。

デザインパターン概要図

このデザインパターンのメリット

  • 低コストで高可用性データベース環境を構築できます。
  • データベースサーバ障害時の停止時間を短く抑制することができます。

補足

  • レプリケーションを構成するサーバのスペックを合わせることを推奨します。
  • IIJ GIOインフラストラクチャーP2 パブリックリソースの標準プライベートネットワークではVIPを利用できません。VIPをご利用になる場合は、必ずプライベートネットワーク/V(VLANオプション)をご契約ください。

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