IIJ GIOベストプラクティス - デザインパターン【データベース】
DWH導入によるDBオフロード
汎用的なRDBMS上で実行していた集計・分析処理をDWHで高速化するのが「DWH導入によるDBオフロード」です。負荷の高い集計・分析処理のSQLを、DWH「Pivotal Greenplum Database」に移行することで性能を向上させることが可能です。
解決できる課題
- RDBMS上で行っているバッチ処理を高速化させたい。
- 長期間・大規模なデータの分析を行いたい。
デザインパターンの概要
- DWH専用データベース「Pivotal Greenplum Database」の集計処理に特化した列指向のデータ格納方式と圧縮技術により、汎用的なRDBMSの数10から数100倍のクエリ性能を発揮します。
- 汎用RDBMSで実行していたバッチ処理をDWHへオフロードすることで、より長期間のデータを対象にすることや、性能面で諦めていた新たな分析軸への取り組みも可能になります。
- Greenplum Databaseは、ノードを追加することでデータ格納容量・処理性能をスケールアウトすることができるMPP(Massively Parallel Processing)アーキテクチャを採用しているため、スモールスタートも可能です。
このデザインパターンのメリット
- DBサーバの負荷を軽減させると共に、バッチ処理を高速化できます。
- より多角的かつ長期間・大規模なデータを対象に集計・分析処理を行えます。
補足
- Greenplum Databaseは、内部的にPostgreSQLのエンジンが動作しており、ユーザはPostgreSQLと同じ操作感でご利用いただけます。
- DWH管理機能(CommandCenter)やプロダクトサポートを除くコミュニティ版でのご提供も可能です。
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