IIJ GIOベストプラクティス - デザインパターン【ネットワーク】
SEILを利用したデータセンター間L2延伸
IIJが開発したルータ「SEIL(ザイル)」を使用してIIJ GIOとお客様ネットワークをL2接続するのが「SEILを利用したデータセンター間L2延伸」です。お客様ネットワークとIIJ GIOをL2接続することにより、オンプレミス環境とIIJ GIOとの親和性を向上させます。
解決できる課題
- 既に使用しているIPアドレスを変更せずにサーバを移行したい。
- オンプレミス環境の特定ネットワークに、IIJ GIOのサーバ群を配置したい。
デザインパターンの概要
- ソフトウェアルータであるSEIL/x86をIIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソース VWシリーズ上に構成、オンプレミス環境には物理ルータであるSEIL/Xシリーズ、またはSEIL/x86を構成します。
- IIJ GIOとオンプレミス環境のSEIL間をL2TPv3でトンネル接続させることにより、拠点間のL2接続を実現できます。
このデザインパターンのメリット
- サーバをIIJ GIOに移行させる際にIPアドレスの変更が不要となるため、アプリケーションへの影響を最小限に抑え、P2V、V2Vを実施できます。
- IIJ GIO上のネットワークをオンプレミス環境の社内ネットワークのどこにでも配置できるようになり、柔軟なネットワーク構成を実現可能です。
補足
- L2延伸を実施する際は、それを構成する物理ネットワークの設計も考慮する必要があります。
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