IIJ GIOベストプラクティス - デザインパターン【ネットワーク】
バックアップサイトへの自動切り替え
メインサイトの障害や過負荷時に自動的に代替ページを表示させるのが「バックアップサイトへの自動切り替え」です。Webサイトの簡易的な災害対策を容易に実現できます。
解決できる課題
- サーバやネットワークの障害時や過負荷時に、代替となるコンテンツを自動で切り替えて表示させたい。
デザインパターンの概要
- IIJ DNSトラフィックマネージメントサービスを用いて、メインサイトのコンテンツを監視します。
- サイト訪問者からのFQDN問い合わせに対して、健全なサイト(メインサイト)のIPアドレスを返します。
- メインサイトへの監視が異常と判断された場合は、サイト訪問者へバックアップサイトのIPアドレスを返すことで、Webアクセスをバックアップサイトへ切り替えることができます。
このデザインパターンのメリット
- 障害時や過負荷時に、Webにアクセスできない事象を自動で回避し、必要最低限のコンテンツを表示することができます。
- IIJ DNSトラフィックマネージメントサービスと代替コンテンツを表示させるサーバのみで、簡易的な災害対策サイトを実現できます。
補足
- バックアップサイト側のコンテンツは、事前に作成可能な静的コンテンツを想定しています。データベース結果などの動的なデータが必要な場合は、別途データベースのデータ同期方法を検討しておく必要があります。
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