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情シスのキャリアに関する
アンケート2024

調査概要

2024年5月

調査内容 情シスのキャリアに関する調査
回答期間 2024年2月19日~2月29日
回答者 企業及び事業者に所属されている方(正社員、契約社員、派遣社員、嘱託社員)
有効回答 1,793件

調査結果サマリ

  • 情シスの「仕事をするにあたり重視すること」トップは「自身の望む経験やスキルが得られる」。
    ただし20代以下は「給与条件」や「福利厚生の充実」を重視。
  • 情シスで現在の会社に勤め続けたいと答えた人は、人間関係や裁量・権限に満足している。
  • 副業の許可・禁止は概ね半々。情シスの副業経験は他部門に比べて少なく、約15%。
  • 情シスは「経営者・役員」に次いでやりがいや誇りを感じている。
    ただし30代は実感が低め。
  • 情シスの転職活動率は4人に1人。転職理由について他部門と比べると「精神的な負荷を減らしたい」が特徴的。

結果1 仕事をするにあたり重視すること

情シス全体では「自身の望む経験やスキルが得られる」がトップ。
20代以下は「給与条件」や「福利厚生の充実」を重視。

20代以下 30代 40代 50代 60代
1位 給与条件が良い 自身の望む経験やスキルが得られる、自身の成長 自身の望む経験やスキルが得られる、自身の成長 自身の望む経験やスキルが得られる、自身の成長 自身の望む経験やスキルが得られる、自身の成長
2位
※同率、同位
  • 福利厚生が充実している
  • 自身の望む経験やスキルが得られる、自身の成長
給与条件が良い 給与条件が良い 給与条件が良い 人間関係が良好である
3位 残業が少ない、業務量が適切である 人間関係が良好である 人間関係が良好である 給与条件が良い
4位
※同率、同位
  • 人間関係が良好である
  • 精神的な負荷が少ない
人間関係が良好である 裁量や権限がある 感謝される、誰かの役に立っていると感じられる、社会貢献 感謝される、誰かの役に立っていると感じられる、社会貢献
5位 精神的な負荷が少ない 精神的な負荷が少ない 裁量や権限がある 裁量や権限がある
n=18 n=73 n=205 n=209 n=89

結果2 今の会社に勤め続けたい? × 現在の職種の「良い点・気に入っている点」

情シスで現在の会社に勤め続けたいと答えた人は、人間関係や裁量/権限に満足している。

ぜひ勤め続けたい
どちらかといえば勤め続けたい
どちらともいえない あまり勤め続けたいと思わない
まったく勤め続けたいと思わない
1位 人間関係が良い 人間関係が良い 残業が少ない
2位 裁量や権限が与えられている 家庭、プライベートとの両立がしやすい 休日出勤が少ない
3位 家庭、プライベートとの両立がしやすい 残業が少ない リモートワークが柔軟にできる
4位 残業が少ない 休日出勤が少ない 家庭、プライベートとの両立がしやすい
5位 休日出勤が少ない
※同率、同位
  • 裁量や権限が与えられている
  • リモートワークが柔軟にできる
裁量や権限が与えられている
n=377 n=142 n=75

結果3 副業の可否と経験の有無

副業の許可・禁止は概ね半々。情シスの副業経験は他部門に比べて少なく、約15%。

会社で副業は許可されていますか?

「会社で副業は許可されていますか?」の回答結果

副業をしたことがありますか?

「副業をしたことがありますか?」の回答結果

結果4 やりがいや誇りの実感

情シスは「経営者・役員」に次いでやりがいや誇りを感じている。30代は実感が低め。

現在の業務にやりがいや誇りを感じていますか?

「現在の業務にやりがいや誇りを感じていますか?」の回答結果

情報システム部門のみ年代別

現在の業務にやりがいや誇りを感じていますか? 情報システム部門のみ年代別

結果5 直近1年間における転職活動

情シスの転職活動率は4人に1人。
転職理由について他部門と比べると「精神的な負荷を減らしたい」が特徴的。

直近1年間に転職活動を行いましたか?

「直近1年間に転職活動を行いましたか?」の回答結果

転職検討理由で最も大きなものは?

「転職検討理由で最も大きなものは?」の回答結果

主な調査項目

以下の設問への回答をもとに、情シスのキャリアにおける実態をまとめています。

  • 年収と年収満足度
  • 現在の職種における良い点・嫌な点
  • 現在の職務を通じた成長の実感
  • 現職の勤続意向
  • スキルアップのための自己投資額
  • 今後目指すキャリアポジション
  • 部門人数の充足状況
  • 採用・求人の実施状況
  • 今後の自身のキャリアの見通し・展望
  • 今後の自社の成長性

本調査レポートの使用・引用をご希望の際は、下記窓口までご連絡ください。

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株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
press@iij.ad.jp

IIJではこのほかにも、法人ITの動向や情報システム部門の実態を把握するため、独自に調査を行っています。