IIJクラウドプロキシサービスはこんな課題を解決したい方におすすめです
クラウド通信が
遅い・重い
クラウドサービス向けのトラフィックが増加し、通常のWebアクセスにも影響が出ている。
宛先情報の
更新作業が煩雑
クラウドサービスの宛先情報が不定期に変わるので、追従するのが大変。
オンプレ機器の
運用負荷
負荷分散装置(ロードバランサなど)で振り分けているが、機器の運用やサイジングが難しい。
IIJクラウドプロキシサービスは、クラウドサービス利用時におけるWebアクセスの課題を、クラウド上で最適な経路に振り分けることで解決するネットワークサービスです。セッション数の増加、トラフィックの増加によるゲートウェイ機器の圧迫などを解決します。
特長1 用途に合わせた最適な振り分けを、クラウド上で実現
クラウド上のプロキシがお客様の通信を適切に振り分けることで、ファイアウォールやプロキシなどの機器への負荷を軽減できます。
拠点側で振り分ける場合に必要な専用回線や機器が不要であり、コストを抑えられます。
特長2 宛先リストの最新化はサービスにお任せ、ルール作成をより簡単に
Microsoft 365をはじめとしたクラウドサービスは、日々URLや宛先IPアドレスが更新されます。本サービスではこれに追従し、最新化された宛先リストを提供するため、管理者はいつあるか分からないクラウドサービスの更新に追従する、面倒なメンテナンスから解放されます。
特長3 マルチリージョンの設備で災害対策にも活用
リージョンを東日本、西日本から選択可能で、両方のリージョンをご契約いただくことで、災害対策として利用することもできます。
基本機能として宛先リストテンプレートをご提供。クラウドプロキシは、サービス提供のクラウドバイパスとお客様環境の機器から選択できます。
分かりやすいUIでルールを編集。設定同期もボタン1つで。
コントロールパネルではルールの編集、順位付けの変更とクラウドバイパスへの同期指示ができるほか、長時間の編集作業を想定した一時保存機能があります。
用途を限定したトラフィックの振り分け先として
100Mbpsを上限としたベストエフォートのインターネット接続を提供します。出口のグローバルIPアドレス(変動あり)はお客様に公開されます。
例えば、会社で信頼済みと定義されており、ファイアウォールやプロキシを通す必要のない特定クラウドサービスのトラフィックを流すなどの使い方が可能です。
「IIJインターネットアクセスサービス接続オプション」のご利用で、本サービスから直接インターネットへ抜ける帯域の拡張も可能。1Gbpsを上限としたベストエフォート型と帯域保証型から選択できます。固定IPアドレスを付与できるため、送信元IPアドレスによるアクセス制御にもご利用いただけます。
クラウドプロキシ機器は自社環境に配置し、宛先リストの更新はサービスに任せたいというお客様向けの連携サービスです。コントロールパネルから宛先リストテンプレートを編集し、APIでご希望の情報を取得できます。
本サービスのAPIを使ってクラウドプロキシ機器に設定を投入できます。サンプルプログラムもご用意しています。
<サポート対象のクラウドプロキシ機器>
帯域やセッションを消費するクラウドサービスは本サービス付属のインターネット接続に流し、それ以外のWebトラフィックはお客様の既存インターネットゲートウェイへ流す
Microsoft 365通信は
インターネットへ
Microsoft 365への通信は、本サービス付属のインターネット接続へ
それ以外は
既存インターネットゲートウェイを通す
それ以外のWeb通信は、お客様オフィスにあるプロキシへハンドオフすることで既存のインターネットゲートウェイを通る
帯域やセッションを消費するクラウドサービスは本サービス付属のインターネット接続に流し、その他のWebトラフィックはWebセキュリティサービスへ、残りのWeb以外の通信(UDPなど)はデフォルトのインターネット接続へ
Microsoft 365通信は
インターネットへ
Microsoft 365への通信は、本サービス付属のインターネット接続へ
Web通信はWebセキュリティサービスを通す
Microsoft 365以外のWeb通信は、Webフィルタ連携バイパスにハンドオフすることでWebセキュリティサービスを通る
UDPの通信はインターネット接続サービスへ
Microsoft TeamsなどのUDPの通信は、デフォルトであるインターネット接続へ
お見積もりの上、申込書をお送りします。お問い合わせフォームから見積もりをご依頼ください。
IIJの専門エンジニアが、サービスの初期設定として振り分けルールを作成します。また、運用時に必要な設定変更方法をご説明します。
サービスを熟知した専門スタッフが、お客様をサポートします。
お客様個別のお悩みにIIJのスペシャリストが“とことん”3日間寄り添います。IIJのサービス専任者とエンジニアがサポートし、お客様に最適な構成の青写真を描きます。お客様1社ごとにワークショップ形式で開催します。
こんな課題をお持ちの方へオススメ<参加費 無料>
クラウドプロキシ ガイドブック
(PDF:30ページ)
Microsoft 365やGoogle Workspaceなどへのトラフィックを最適経路に振り分け!
通信負荷解消レポート
(PDF:17ページ)
4つの方式の特徴が一目で分かる比較表を掲載!