データセンター建設エンジニアリング
データセンター建設を
トータルサポート
- コンセプトデザインから運用まで一貫して支援
- 自社DCで培ったノウハウを結集
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データセンター建設エンジニアリングはこんな課題を解決したい方におすすめです
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データセンター事業の
展開や参入海外で提供しているDCを日本国内でも展開したい。新たにDC事業に参入したい。
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データセンター建設の
最適化スケジュールやコストを管理し、データセンターの価値を最大化したい。
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技術革新に耐えうる
データセンターIoT、AI、エッジコンピューティングなどの進展を見据えたデータセンターを構築したい。
データセンター建設をトータルサポート
データセンター建設エンジニアリングソリューションは、データセンター(DC)建設プロジェクトを、コンセプトデザインから運用まで一貫して支援するソリューションです。
IIJグループが建設・運用するモジュール型データセンターやハイパースケールデータセンターのノウハウを結集し、お客様の事業環境に最適なデータセンターを実現します。
データセンター建設プロセスとサービスイメージ

データセンター建設エンジニアリングの特長
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特長1 自社データセンターの建設・運用で蓄積されたノウハウを還元
最新鋭のデータセンターの建設・運用経験をもとに、計画初期段階から施設全体を俯瞰し、ITとファシリティを融合させた、より高い次元のデータセンター建設を支援します。
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特長2 省エネや環境に配慮したグランドデザイン
電力を大量に消費するデータセンターでは、省エネや環境への配慮が欠かせません。
IIJの気候変動への対応について
IIJのデータセンターは高い省エネ性能を実現しており、気候変動への対応などSDGsの達成も配慮したプランニングをお手伝いします。 -
特長3 CM手法を駆使した高度なコンストラクションマネジメント
欧米では一般的で、日本でも近年取り入れられているCM(Construction Management)手法を駆使した、高度な建設プロジェクト管理・支援を提供します。
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特長4 建設後のオペレーションも支援
停止が許されないファシリティの保守管理、高いセキュリティを維持するための利用者のアクセスコントロール、コロケーションサービスのマネージメント、認証の取得、自治体・電力・通信会社との渉外など、データセンターの運用に求められる負荷は、通常の建物をはるかに上回ります。
IIJグループの国内外のデータセンター運用を担うIIJエンジニアリングが、建設後の運用設計や運用業務を支援し、お客様の負荷を軽減します。
また、データセンター施設の設計フェーズから同時並行して運用設計を行うことで、ストレスなく運用できる施設を実現します。
サービス提供体制
IIJの基本設計のもと、株式会社シーエムプラスがコンストラクションマネジメントを、株式会社IIJエンジニアリングがデータセンター運用設計や運用業務を、設計事務所や建設会社と連携して実施します。
松江データセンターパークや白井データセンターキャンパスは、この3社の緊密な協力体制で実現しました。
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CM手法を駆使したプロジェクト運営管理
CM(Construction Management)手法による高度なコンストラクションマネジメントを提供します。
株式会社シーエムプラスは、日本国内、東南アジア、インド、米国で、CM手法を駆使した約300を超える建設プロジェクトの支援実績があります。
QCD(品質、コスト、工程)+EHS(環境、衛生、安全)の各々の観点で、発注者・設計者と一体となって、透明性を持ってプロジェクトを運営管理する方式。
本サービスにおいては、以下を実施します。
- CM手法によるスケジュール、コスト、品質の管理
- プロジェクトリスクの1つとなり得る建築基準法や自治体の条例への準拠
- 電力などインフラ供給会社との折衝支援
- オープンブック方式を用いたプロジェクトコストの透明性確保
- データセンターに特化したBIM(Building Information Modeling)ツールによる、事業計画段階からの正確なCAPEXとOPEXの最適化
- 最適な工事分離発注による総工事費の削減
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支払金額とその対価の公正さを明らかにするため、建設会社が発注者にコストに関する情報を開示し、工事費の透明性を確保する方式。工事契約における建設会社の管理費(間接費)と直接工事費を明確に分けることが特徴。
工事を建築、設備、電気、通信、セキュリティのカテゴリーに分け、カテゴリーごとに業者を選定、発注すること。従来の一括発注方式よりもコストの可視化・最適化が可能となる。
先進と安定が両立したデータセンターへ - IIJの取り組み
IIJグループでは、高い安定性・信頼性はもちろん、ビジネスの変化に対応し、環境に配慮したデータセンターの実現に向けて、様々な取り組みを続けています。
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国内初の外気冷却コンテナ型データセンターを自社開発
2011年に開設した「松江データセンターパーク」は、商用として日本初の外気冷却コンテナユニットによるデータセンターです。
IIJのクラウドサービス基盤としても利用され、高い収容効率と省エネ性能を実証しています。 -
データ爆発時代を見据えたシステムモジュール型データセンター
2019年5月に開設した「白井データセンターキャンパス」では、システムモジュール型工法を採用。
工期やコストの大幅な削減に加えて、データセンター需要の増大に応じた段階的な拡張が可能です。 -
RE100やSDGsを目指し、省エネ性能を追求
「白井データセンターキャンパス」では、再生可能エネルギーの積極的な利用を視野に入れ、大容量リチウムイオン蓄電池の導入と充放電制御による電力の最適化など、様々な取り組みを行っています。
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ロボットによる運用自動化
ソフトロボット(RBA/RPA自動化基盤)により、入館申請業務、障害発生時の復旧対応などのITオペレーション業務を自動化します。また、フィジカルロボットにより定期巡回業務も自動化。
24時間365日稼働し続けるデータセンター運用の省力化や、労働環境の改善を目指しています。 -
エッジコンピューティング用の小規模データセンターにも対応
IIJが開発した「co-IZmo/I」は、IT機器と空調設備を搭載したモジュール型データセンターです。
設置場所を選ばず移動も容易なため、エッジコンピューティング用途にも最適。モジュールを連結することで、数ラックから数百ラックまで対応可能です。 -
ラオス初となる国営データセンターを構築
モジュール型データセンター技術を活用して、ラオスの環境配慮型国営データセンターの構築を支援。
「ラオス 省エネデータセンタープロジェクト」※ に参画し、温室効果ガス排出削減効果の実証を行いました。- 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の二国間クレジット制度を活用した事業
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