松江データセンターパークは、2011年にIIJが島根県松江市に開設したコンテナ型データセンターです。西日本におけるコロケーション/ハウジングサービスの拠点として、また自社サービスの設備拠点として運用しています。
ITモジュールと空調モジュール(直接外部冷却方式)で構成され、大量のIT機器を効率よく収容できます。
政府が推進するデジタル田園都市国家構想のもと、データセンターの地方分散が推進されています。松江データセンターパークでは、地方デジタル基盤の整備を実現するデータセンターとしてシステムモジュール棟を新設。2025年より運用を開始する予定です。
松江データセンターパークは、国内初の外気冷却コンテナユニットによる商用データセンターです。冷たい外気を取り入れてIT機器の冷却を行うことで、消費電力を大幅に削減しています。
データセンター設備の屋上及び敷地内に太陽光発電パネルを設置し、太陽光による自家発電を推進しています。
サイト1 | サイト2 | |
---|---|---|
立地 | 島根県松江市 | |
開設日 | 2011年4月 | 2013年11月 |
敷地面積 | 16,000m2 | |
設置ラック数 | 2サイト計:500ラック規模 | |
空調方式 | 外気冷却 | |
最大受電電力 | 2サイト計:4メガワット | |
受電方式 | 高圧受電(2系統) | |
UPS | N+1冗長構成 | |
非常用発電機 | 24時間以上の連続運転 | |
セキュリティ | 侵入検知・監視カメラ・入退館管理 | |
火災対策 | 火災予兆検知システム・N2ガス消火設備・消火器 | |
運用監視 | 24時間365日有人監視 | |
認証・基準 |
|
IIJデータセンターサービスガイドブック
(PDF:15ページ)
サービスメニューや主要機能など導入へのヒントを掲載
カーボンニュートラルデータセンターが提供するあらたな価値
(PDF:16ページ)
カーボンニュートラルに向けた国内動向や改正省エネ法のポイントを解説