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今号では、2011年7月から9月までの3ヵ月間を対象として、セキュリティインシデントや迷惑メールなどの観測情報をまとめています。観測期間中、サーバやブラウザに関する脆弱性が複数発見され、さらには国内において軍事産業企業への標的型攻撃の発生が報告されています。今号から月ごとに主なセキュリティインシデントを分類し、時系列で紹介するとともに、IIJが取り扱ったインシデントと対応について紹介しています。
今回は、Apacheの脆弱性とその対応について示すとともに、金銭目的の攻撃プラットフォームとして多く利用されるようになっているSpyEyeの解析と、公開鍵証明書の不正発行事件について解説します。
今回は、2011年第27~39週での迷惑メールの推移を報告します。迷惑メール送信元地域の第1位は、前回のレポートと同様に中国でした。また、昨年の後半から下がり続けてきた迷惑メール量は、この時期でほぼ底を打った感があります。
今後のトラフィック増大に伴い、近い将来導入の必要性が出てくる100ギガビットイーサネットについて、技術的な特徴を解説します。また、共同実証実験から得られたことについて報告します。
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