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「IIJセキュアエンドポイントサービス」において「IT資産管理モバイル」を提供開始

従来のPCに加え、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末を一括管理

2021年10月11日
株式会社インターネットイニシアティブ

PDF [455KB]

当社は、クラウド型総合エンドポイントセキュリティサービス「IIJセキュアエンドポイントサービス」の機能を拡充し、従来のPCに加えてiOS/Androidのスマートフォン、タブレットやノートPCといったモバイル端末の一元管理を可能にする「IT資産管理モバイル」を、本日より提供開始いたします。

昨今、企業において働き方改革、DX対応が進むなかで、テレワークやサテライトオフィスなど利用する場所を問わず、ノートPCやスマートフォン、タブレットといった複数のデバイスから、クラウド上で提供される多くの業務アプリケーションにアクセスすることが一般的になりつつあります。会社貸与の携帯電話もスマートフォンに置き換わるなど、スマートデバイスが業務利用されるようになる一方で、スマートデバイスは社外での紛失や不正利用などにより情報漏えいにつながるリスクも高く、遠隔からモバイル端末を管理できるMDM(Mobile Device Management)の必要性が高まっています。これまでIIJセキュアエンドポイントサービスの「IT資産管理」機能ではPCのみを管理対象としてきましたが、PCとスマートデバイスを一元管理したいというニーズに対応するため、iOS/Androidに対応したMDM機能をもつ「IT資産管理モバイル」を新たな品目として追加します。

IT資産管理モバイルの特徴

マルチデバイスに対応した管理コンソールで、すべてのPCとモバイル端末の資産情報管理を一元化することで、お客様は管理の煩雑さが解消でき、運用負荷を軽減するとともに、IT資産の棚卸しの効率化も図れます。従来提供しているPC管理向けの「IT資産管理」と、今回提供を開始するスマートデバイス向けの「IT資産管理モバイル」を同一の管理コンソールで利用することも可能です。

また、本サービスはクラウドサービスのため中継サーバなどの構築が不要で、自宅、外出先場所を問わず、端末がインターネットに接続していれば、情報の一斉配信や特定アプリの利用禁止など、管理者側で端末の管理・制御を行なうことが可能です。

なお、本サービスはMOTEX社の「LANSCOPE クラウド版」を採用しております。

プラン/機能一覧

機能 概要 プラン
ライトA ライトB ベーシック
デバイス情報の取得 電話番号やOS情報など最大56項目を取得、任意項目も管理できます。
ファイル・アプリ配信 ソフトウェアやbat ファイル、アプリケーションをデバイスに配信できます。
ソフトウェア・アプリの利用禁止 特定のアプリの利用を禁止できます。
メッセージ・アンケート 管理者からデバイスに対して、メッセージやアンケートを配信できます。
記録メディア制御(Windows) グループ単位でUSB メモリなどの利用を禁止、また会社支給のUSB のみ許可などの除外設定ができます。
操作ログ管理(Windows) デバイス上での画面閲覧やファイル操作、アプリ利用ログを取得できます。
操作ログ管理(Android) デバイス利用ログ、電話利用ログ、アプリ利用ログ、新規アプリインストールログなどが取得できます。
操作ログ管理(iOS) 電話利用ログ、端末稼働ログが取得できます。
リモートロック・ワイプ 遠隔で画面ロックやデータの初期化をすることができます(※)
位置情報の取得 位置情報を自動で取得し、複数の情報をまとめて表示、またデバイス別に移動履歴も確認できます。
Apple Business Manager 構成プロファイルの管理・配信や紛失モードなどの機能を利用できます。
Android Enterprise デバイスの利用制御やアプリ管理(Playストアのカスタマイズ)を利用できます。
  • (※)リモートワイプはBitLockerで暗号化されたシステムドライブに対して、遠隔で暗号化キーを削除し、起動できない状態にします。 Windows Server OS はリモートロック・ワイプは未対応です。

参考価格

500アカウント/ベーシックプランの場合

  • 初期費用:45,000円~(税抜)
  • 月額費用:229,000円~(税抜)

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