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オンプレミスとクラウドから収集したデータを蓄積・統合することが可能となり、データ利活用による企業のDXをさらに推進
2023年8月3日
株式会社インターネットイニシアティブ
当社は、オンプレミスとクラウドをつないで簡単・セキュア・低コストにデータ連携を実現するiPaaS(※1)サービス「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」(※2)において、本日より新たに「データベース機能」 を提供開始いたします。本機能の提供により、各所に散在するデータを収集して連携する過程で、あわせてデータを蓄積できるようになり、複数システムのデータを1つのデータベースに統合して加工することが可能となります。具体的には、複数のマスターデータを集約・統合し、様々なシステムから参照できる統合マスターとして活用する、また複数システム間でのデータ連携に必要となる中間データベースとして活用するなどの使い方ができます。一般的に、iPaaSを使ってデータの蓄積や統合を行うには、データ蓄積用のデータベースを別途用意する必要がありますが、本データベース機能はIIJクラウドデータプラットフォームサービスのオプションとして提供されるため、導入や運用に手間をかけることなく企業のデータ利活用を推進することが可能となります。
近年、企業ITシステムのクラウドシフトが進み、オンプレミスと複数のクラウドサービスを併用するマルチクラウド環境が一般的になってきています。こうした環境下で、データをもとに企業戦略を決定する経営(データドリブン経営)を推進するためには、オンプレミスや複数のクラウドサービスなどに分散するデータを自在に連携し、活用することが求められていますが、マルチクラウド環境においては、システム間のデータ連携が複雑化し、データ連携のインターフェース開発にコストや時間がかかることや、オンプレミスに蓄積された機密性の高いデータをクラウド上でセキュアに扱えるようにすることが課題となっています。
こうした課題に対し、当社は「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」を2022年12月にリリースし、オンプレミスとクラウドサービス間を流れるデータから必要なデータを抽出し、様々なクラウドサービスへ連携させる「データ連携機能」を提供してきました。一方で、さらなるデータ利活用のためには、収集したデータを蓄積し、統合する処理が欠かせません。そこで当社では、データ加工の中間データベースや、複数のマスターデータを集約した統合マスターとして利用可能な本機能を新たに追加いたしました。
データの蓄積・統合処理を行うためには、通常は専用のデータベースを個別に用意する必要がありますが、本機能は「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」のオプションとして提供するため、データベースをお客様自身で用意する必要がなく、運用負荷を軽減し、手軽に利用を開始することが可能です。
複数データソースのデータ結合、加工などの処理を柔軟に行いたい
社内の複数システムに異なる顧客マスターや商品マスターなどが分散し、コード体系がバラバラであっても、複数のマスターデータを集約・統合し、様々なシステムから参照できる統合マスターとして活用が可能です。
ばらばらに運用されているマスターデータを結合し、様々なシステムから参照・活用したい
メニュー | 品目 | 月額基本料金(税別) |
---|---|---|
データベース:PostgreSQL メニュー | 4vCPU/6GBメモリ/500GBストレージ | 47,000円 |
6vCPU/12GBメモリ/500GBストレージ | 62,000円 | |
12vCPU/24GBメモリ/500GBストレージ | 90,000円 |
IIJは今後とも、お客様が安全かつ手軽にデータ利活用を促進できるよう、サービス開発を積極的に進めてまいります。
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