笹島選手、小学校で「車いすフェンシング教室」の講師を務める

IIJで働く笹島 貴明は、モバイルサービスのマーケティング業務に従事しつつ、車いすフェンシングの選手として世界で活躍しています。東京オリンピック・パラリンピックをはじめとする、多くの大会が新型コロナウイルス感染症の影響で延期となりました。しかし笹島選手は、2021年3月に開催予定のアジア大会（パラリンピックに出場する選手を決める、予選大会を兼ねている）での活躍を直近の目標として、毎日練習を続けています。

2020年10月26日、江戸川区立下小岩第二小学校で、笹島選手は5年生・6年生の児童を対象とした総合学習「下二小　車いすフェンシング教室」の講師を務めました。換気を十分に保った体育館で、参加者はみなソーシャル・ディスタンスを保ち、マスクをした状態で、授業は行なわれました。

（授業開始前、車いすのセッティングをする笹島選手）

（授業風景１　児童も講師も互いに距離を保つ）

（授業風景２　講師同士も距離を保つ　左は角田 成選手<夢真ホールディングス所属>）

まずは自己紹介、車いす生活となった経緯などを、選手から児童たちに紹介しました。次に、車いすフェンシングの競技内容やルール、障害の状態によるクラス分けの話、試合のデモンストレーションを通じて、児童たちは競技に対する理解を深めました。

（試合のデモンストレーション）

最後に、児童たち全員が順番に、車いすに乗って剣を持ち、競技を体験しました。積極的に選手に挑む児童もいれば、慎重な子どももいました。

（実際に剣を持ち、選手にアタックしてみる児童）