IIJ GIOベストプラクティス － デザインパターン【基本】
仮想サーバのスペックアップ/スペックダウン
システム稼動後にサーバリソースを自在に変更できるのが「仮想サーバのスペックアップ/スペックダウン」です。迅速かつ容易に、仮想サーバのスペックアップやスペックダウンができます。
解決できる課題
- システムを稼動した後でも、仮想サーバのスペック変更を容易に実施したい。
デザインパターンの概要
- IIJ GIOインフラストラクチャーP2 パブリックリソースの仮想サーバでは、システムストレージはそのままで、仮想サーバのスペック（CPU、メモリ、ネットワーク帯域）を必要に応じて切り替えられます。
- 仮想サーバを起動して、リソース利用量を確認しながらサーバスペックを変更できます。
このデザインパターンのメリット
- システム稼動後にスペックが不足している場合には、迅速に仮想サーバのスペックアップができます。
- リソースが過剰だと判断できれば、仮想サーバのスペックダウンをすることで、ランニングコストの無駄を省くことができます。
補足
- スペックを変更するときは、仮想サーバの再起動が必要です。再起動時にIPアドレスの変更はありません。
- DBサーバ等のスケールアウト構成が難しい場合に利用されます。サーバの特性に応じて、デザインパターン「基本：ロードバランサを使用したスケールアウト/スケールイン」との併用を検討する必要があります。
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