IIJ水管理プラットフォーム for 水田では、水田の水位と水温を測定するIoTセンサーにより取得したデータを、無線通信経由でクラウドに蓄積し、遠隔からスマートフォンなどで確認できます。
自宅や作業場にいながらスマートフォンで水田の状況を把握でき、水田の水管理にかかる労働負荷を大幅に軽減できます。
水田に設置したセンサーの情報を、無線通信を介してクラウドに蓄積するシステムです。
スマートフォンで情報を確認できるため、水田に行くことなく水位・水温を確認できます。
「IIJ水管理プラットフォーム for 水田」は、水位・水温を測定する水田センサー MITSUHA「LP-01」、低消費電力、長距離通信が特長の「無線基地局(LoRaWAN®ゲートウェイ)」及び収集したデータを蓄積し、APIを経由して他システム連携が可能な「IIJ水管理プラットフォーム for 水田」で構成されます。
複数の水田センサーにて測定した水位、水温情報が無線基地局を経由して、「IIJ水管理プラットフォーム for 水田」に蓄積されます。
蓄積された水田の水位・水温のデータはスマートフォンなどの専用アプリでいつでも確認できます。 また、APIを経由し、他の水田管理システムや自動給水弁システムと連携することも可能です。
水田センサーで、水回り作業の省力化と品質の安定化を実現
水田に設置したセンサーが、水位と水温を30分間隔で測定。水回り作業を楽にするとともに、蓄積したデータから、水漏れ、水位の異常及び高温障害を検知。データの分析結果を来年度の営農計画に役立てることで、収量や品質の安定化にも寄与します。
長距離通信が可能な最新の無線通信技術を採用
アンライセンスバンド、数Kmの電波到達距離及び電池で駆動する低消費電力が特徴のLoRaWAN®を採用。1台の無線基地局に複数の水田センサーが接続可能なほか、他社の自動給水弁や気象センサーもコントロールが可能です。
機器コスト・通信コストの低減
水田センサーは水位・水温のみを測定可能なシンプルな設計により低コスト(単3乾電池2本で1シーズン駆動)を実現。 LoRaWAN®を用いることで、デバイスごとの通信費が不要になり、水田センサーの数が多くなるほど通信費を抑えられます。
オープンな無線通信で鳥獣・防災対策にも活用
水田センサーのみならず、自動給水弁や各種センサー群も簡単に接続できます。
IoTビジネスの立ち上げをサポート
LoRaWAN®の導入、運用の負荷を削減